海外へ渡航される皆様へ
登録日:2024年4月26日
ゴールデンウイークの海外旅行では感染症に注意しましょう。
海外滞在中に感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し、帰国することができるように、海外で注意すべき感染症及び
その予防対策をお知らせします。
■海外での感染予防のポイント
・渡航先で流行している感染症の情報を事前に入手し、注意すべきことを確認しておきましょう。
・適切な予防接種を受けておくことが大変役立ちます。ワクチンの種類は、渡航先、渡航期間、渡航先での活動内容により
選択しましょう。
・特に多いのは、消化器系の感染症です。十分に加熱された食べ物を食べ、生水や氷、カットフルーツなどは避けましょう。
⇒腸管出血性大腸菌感染症・アメーバ赤痢・腸チフス・コレラ・A型肝炎などの予防
・蚊やダニにさされないように、肌の露出をさけ、虫よけ剤を使うなどしましょう。
⇒マラリア・デング熱・ジカウイルス感染症などの予防
・野良犬や野生動物には、むやみに近づかないようにしましょう。
⇒狂犬病・鳥インフルエンザ・MERSなどの予防
・ヒトから感染する麻しん(はしか)、風しん(三日はしか)は、日本での患者は減少傾向にありますが、海外では感染する
ことがあり注意が必要です。
■渡航中及び帰国後に体調が悪くなったら
・空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の健康相談を行っています。帰国時に発熱や咳、下痢、具合が悪いなど
体調に不安がある場合、または、動物に咬まれたり、蚊に刺されたなど健康上心配なことがありましたら、検疫所で相談し
てください。
・感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、帰国後しばらくして
から具合が悪くなることがあります。その際は、早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先
での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。
このページに関するお問い合わせ先
保健福祉部 保健所感染症対策課
電話番号: 0246-27-8606 ファクス: 0246-27-8600