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臨時市長記者会見(令和3年8月2日)での市長コメント等について

登録日:2021年8月2日

臨時市長記者会見

発表内容 

日時

 令和3年8月2日(月) 午後4時から

場所

 災害対策本部会議室

案件

  1. 新型コロナウイルス感染症感染者の急増を受けて

記者会見動画

市長コメント

 本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

 会見に先立ちまして、新型コロナウイルス感染症対策のため、医療の最前線で対応いただいております医療従事者の皆様はもとより、感染拡大防止のため、新しい生活様式などの実践にご協力をいただいております市民の皆様、事業者の皆様に対しまして、心から感謝申し上げます。

 全国で第5波といわれる過去最大規模の感染拡大が続く中、本市におきましても、先月24日以降、新規感染者数が急増し、本日公表分の8月1日までの直近1週間の新規感染者数の累計が、市外居住者を含め197人となりました。
 これは、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数に換算すると、約60人となり、爆発的な感染拡大を示すステージ4の目安である25人の倍以上となります。
 この水準は、本日から新たに緊急事態宣言対象地域に加わった大阪、埼玉、千葉、神奈川の4府県と同水準となるものであります。
 また、病床占有率も本日現在で、ステージ4の目安である50%を大きく上回る92%となり、ほぼ満床の状況となっております。市内の宿泊療養施設も満床であり、県内全域で患者受入の広域調整を行うものの、自宅療養は避けられず、地域医療への深刻な影響が懸念される極めて危機的な段階に至っております。
 さらに、本日、午後3時現在で、これまで最多の62人の新規感染者が確認されるとともに、児童福祉施設におきまして過去最大規模のクラスターが確認されたところであります。
 本市の医療は、今まさしく「医療非常事態」であり、通常診療が制限され、適切な医療を受けることができない状況も懸念される状況となっております。

 こうしたことを踏まえ、既に飲食店等への時間短縮営業を実施しているところでありますが、本市では、本日、まん延防止等重点措置の適用について、福島県知事に要請したところであります。
 併せて、本市におきましても、人と人との接触をできる限り減らすため、公共施設の休館や利用制限、市主催イベントの中止、延期、さらには広報の強化などを実施する方向で検討を開始したところであります。
 詳細につきましては、後日、別途お知らせさせていただきます。

 いわき市の医療体制につきましては、いわき市医師会、いわき市病院協議会をはじめ多くの医療関係者の皆様のご尽力により何とか持ちこたえているものの、崩壊につながる恐れがあることをご理解いただき、次の事項につきまして、強くお願いいたします。
 一つとして、不要不急の外出や移動について自粛をお願いいたします。
 二つとして、帰省や旅行については、原則として中止または延期をお願いいたします。 
 三つとして、会食は、家族や普段行動を共にしている方以外とはしないようお願いいたします。
 四つとして、事業者の皆様におかれましては、営業時間の短縮等の要請をお守り願います。
 五つとして、発熱等の症状のある場合は、かかりつけ医等、医療機関に早めに相談や受診をし、出勤や登校はなさらないようお願いいたします。

 本市はこれまでに経験したことのない感染拡大の脅威の中にあります。
 市民の皆様、事業者の皆様におかれましては、過去最大の感染拡大が生じている状況をご理解いただき、地域医療の崩壊を防ぎ、皆様の命と健康を守るため、生活や職場のあらゆる場所で感染リスクの高まる場面をできる限り回避するなど、最大限の警戒と慎重な行動をお願い申し上げます。

 私からは以上であります。

 事務担当  

  • いわき市新型コロナウイルス感染症対策本部事務局(保健所総務課) 電話 0246-27-8555

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