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【1】ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物等の判定方法について

更新日:2020年10月26日

 「PCB特別措置法」により、ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物等に該当する電気機器は、所有者の責任において定められた期限内に処理しなければならないとされています。また近年、電気工作物ではないX線発生装置や溶接機、昇降機(エレベーター、エスカレーター)制御盤等の非自家用電気工作物の中からも、PCBを含有しているコンデンサーが発見されており、これらについても、処理期限内に処分を完了する必要があります。

 そこで事業者等の皆様におかれましては、現在所有している自家用電気工作物や蛍光灯用安定器、PCBの含有事例がある非自家用電気工作物等について、次の判定方法を参考にしながら、PCBの使用の有無を確認していただき、該当する機器が見つかった場合には、指定の手順に従って適正に保管及び処分されますようお願い致します。

 

PCB廃棄物の保管・処分について知りたい方
【2】ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の保管及び処分方法について 
 

PCB廃棄物処理に関する補助制度について知りたい方
【3】ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の処理に係る支援制度等のご案内
 

PCB廃棄物関連の届出義務について知りたい方
【4】ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物及び使用製品の届出


 

 (1)PCB廃棄物等の分類

 PCB廃棄物は、PCB含有濃度により高濃度PCB廃棄物と低濃度PCB廃棄物に分類され、それぞれ処理期限等が異なります。

表 PCB含有濃度による分類及び処理期限等

PCB含有濃度 分類 処理期限 処理施設等

5,000mg/kgを超えるもの

※可燃性の廃棄物については100,000mg/kgを超えるもの

高濃度PCB廃棄物又は使用製品
(廃PCB等、3kg以上の廃変圧器・廃コンデンサー等)
令和4年3月31日まで JESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)
北海道PCB処理事業所
上記以外の高濃度PCB廃棄物
又は使用製品
(照明器具用安定器及び汚染物等)
(昇降機制御盤、溶接機、X線装置等の非自家用電気工作物)
令和5年3月31日まで

5,000mg/kg以下で0.5mg/kgを超えるもの

※可燃性の廃棄物については100,000mg/kg以下で0.5mg/kgを超えるもの

低濃度PCB廃棄物又は使用製品
(微量PCB廃棄物又は使用製品を含む)

令和9年3月31日まで 無害化処理認定施設
(市内では株式会社クレハ環境)
0.5mg/kg以下

PCB非含有の産業廃棄物又はPCB未使用製品

通常の産業廃棄物処分業許可業者

 

(2-1)PCB廃棄物等の判定(自家用電気工作物・照明器具用安定器)

 自家用電気工作物及び安定器のうち、PCBが含まれる廃棄物又は使用製品であるかについては、銘板に記された機器の型式及び製造年度等によって判定が可能です。詳細につきましては、次の調査要領やホームページをご確認ください。
※銘板確認のため、通電中の変圧器・コンデンサーに近づくと感電の恐れがあり大変危険です。必ず電気保安技術者に依頼して確認してください。

  • PCB含有の判別フロー
     (環境省及び経済産業省のPCB廃棄物・使用製品の処理に関するパンフレットより抜粋)

表 PCBの分類と製造年式

分類 製造年式(年代)
トランス コンデンサ 蛍光灯安定器
高濃度 昭和28年(1953)から47年(1972)まで 昭和52年(1977)までに建築された建物に設置されたもの
低濃度
(微量)
[絶縁油の入替がない場合]
     平成5年(1993)以前
[絶縁油の入替がある場合]
製造年式に関わらず、混入の疑いあり
平成2年(1990)以前
PCB
非含有
上記以外

 

 なお、この判別方法でも分からないPCBの混入が疑われる廃油等については、分析により判断します。含有PCBの濃度分析が可能な市内の民間の分析機関は、以下の2者です。(MLAP(特定計量証明事業者認定制度)の認定を受けた事業者一覧より)

 

(2-2)PCB廃棄物等の判定(非自家用電気工作物)

 医療機関が所有するX線機器、工業用X線発生装置、溶接機、昇降機(エレベーター・エスカレーター)制御盤等の機器にも、PCBが使用されたコンデンサーが組み込まれている可能性があります。以下の方法により、PCB含有の有無を判定してください。

(1)製造時期の確認

 使用中または保管中のX線機器、溶接機、昇降機が平成3年(1991年)までに製造・販売されたものであるかを確認する。

※昭和55年以降に機器のメンテナンス等によりコンデンサーの交換を行っている場合、高濃度PCBは含まれておりませんが、取り外して保管しているコンデンサー等がないか確認が必要です。

※平成3年以前に製造された機器には、微量のPCBを含むコンデンサーが使用されている可能性があります。

(2)機器の判別

 (1)に該当する機器を使用・保管している場合、機器の種類ごとに以下の要領で確認してください。

  ・医療用X線発生装置:一般財団法人日本画像医療システム工業会のホームページを参考
  に、各メーカーごとにPCB使用の有無を確認してください。

  ・工業用X線検査装置:一般社団法人日本検査機器工業会に加盟する4社により製造された
  機器のうち、PCBが使用された可能性があるものは、以下の通りです。その他のメーカーや型
  式については、直接製造メーカーへお問い合わせください。

表 高濃度PCB含有絶縁油を使用した可能性のある工業用X線検査機器

 

当時の製造メーカー

製造年月 型式 備考
1 (株)島津製作所 1980年以前 WELTESシリーズ 高電圧トランスが油絶縁式
2 東京芝浦電気(株) 1970年以前 EX-200 高電圧トランスが油絶縁式
3 東京芝浦電気(株) 1970年以前 EXS-2型 高電圧トランスが油絶縁式
4 理学電機(株) 1970年以前 RFシリーズ 高電圧トランスが油絶縁式

   ・溶接機: PCB含有コンデンサーを使用した溶接機(一般社団法人日本溶接協会)より確認
   してください。その他のメーカーや型式等については、直接製造メーカーへお問い合わせく
   ださい。

   ・昇降機(エレベーター・エスカレーター)制御盤:建物の昇降機保守会社にお問い合わせくだ
   さい。

 

(3)その他の使用例

 PCBは電気機器用の絶縁油のほか、各種工業における加熱及び冷却用の熱媒体や感圧複写紙など、様々な用途に利用されています。これらのうち、PCBの含有・塗布・混入等している可能性があるものについては、製造メーカーへの問い合わせや民間の分析機関による調査等が必要になります。

 

表 PCBの使用用途

 用途 

製品例・使用場所 



変圧器用

ビル・病院・鉄道車両・船舶等の変圧器

コンデンサー用

蛍光灯の安定器・白黒テレビ・電子レンジ等の家電用コンデンサー、直流用コンデンサー、蓄電用コンデンサー、X線発生装置・溶接機・昇降機(エレベーター、エスカレーター)制御盤等の非自家用電気工作物の中に組み込まれているコンデンサー

熱媒体(加熱用、冷却用)

各種化学工業・食品工業・合成樹脂工業等の諸工業における加熱と冷却、船舶の燃料油予熱、集中暖房、パネルヒーター

潤滑油

高温用潤滑油、油圧オイル、真空ポンプ油、切削油、極圧添加剤



絶縁用

電線の被覆・絶縁テープ

難燃用

ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂

その他

ニス、ワックス・アスファルトに混合

感圧複写紙
塗料・印刷インキ

ノンカーボン紙(溶媒)、電子式複写紙
印刷インキ、難燃性塗料、耐食性. 塗料、耐薬品性塗料、耐水性塗料

その他

紙等のコーティング、自動車のシーラント、陶器ガラス器の彩色、農薬の効力延長剤

 

 

お問い合わせ

生活環境部 廃棄物対策課
電話番号:(直通)0246-22-7604
ファクス番号:0246-22-7605

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