台風や大雨の後に火災が発生するって??通電火災にご注意を!
登録日:2023年11月14日
台風に伴う通電火災にご注意を!
避難のために自宅を離れる際には、必ずブレーカーを落としましょう!!
通電火災に注意してください!
台風が接近、上陸した場合、停電の発生が懸念されます。
停電後、復旧した際には、通電火災の危険性がありますのでご注意ください!
通電火災とは?
通電火災とは、台風、地震等による停電後、電気が復旧した時に起きる火災のことです。
災害が発生すると、送電線の断絶などが原因で停電が発生することがあります。
その後、数時間から数日後に電気の供給が回復しますが、浸水や雨漏りで、濡れた電気器具や、破損した電気配線に通電した時に火災が発生する場合があります。
これを『通電火災』と言います。
<一例>
・損傷した配線などに再通電し、発熱、発火する。
・転倒した電化製品に可燃物が、接触した状態で再通電し着火する。
・再通電時に発生した電気的火花が、漏れ出たガスに引火、爆発する。
・浸水や雨漏りによる、電化製品の基盤等の損傷により、再通電時にショートが生じ着火する。
・コンセントに水分が付着し、再通電時にトラッキング※が生じ発火する。
・避難中の不在時や、初期消火に失敗し火災に至るケースがあります。
※ トラッキング火災とは、こんな火災 → 《コンセントからの火災に注意!~トラッキング火災~》
通電火災の特徴
通電火災は,災害により住民が避難し、自宅にいない時に発生することが多く、そのため、火災の発生に気づくのが遅くなるために、建物の大部分が燃えてしまうことが多い傾向にあります。
通電火災を防ぐ方法
・停電中は電気機器のスイッチを切るとともに、電源プラグをコンセントから抜いてください。
・事前にガス漏れ等がないかを確認してください。
・再通電時には、漏水等により電気機器等が破損していないか、配線やコードが損傷していないか、燃えやすいものが近くにないかなど十分に安全を確認してから電気機器を使用してください。
・ブレーカーを戻す前に電化製品をコンセントから外してください。
・ブレーカーを戻したあと電化製品を接続する際は一度に接続せず、電化製品ごとに接続し安全を確認してください。異常があれば電化製品をすぐに外してください。
・建物や電化製品等には外見上の損傷がなくとも、壁内の配線の損傷や電化製品内部の故障により、再通電後、長時間経過したのち火災に至ることがあるため、煙の発生など異常を発見した際は直ちにブレーカーを落とし、電力会社と消防機関に連絡してください。
日ごろから防災用品の準備をしておきましょう!
防災グッズで注意しなくていけないのは? → 《充電器の使いまわしで火災の恐れ!! ~本末転倒の防災準備にならないように~》
総務省消防庁予防課通知(令和2年7月7日) → 《通電火災にご注意ください》
総務省消防庁【映像資料】 → 《地震地震火災~あなたの命を守るために出来る事~》
総務省消防庁 → 《チェックポイントリーフレット》
「住宅用火災警報器」や「火災予防」についての疑問・ご相談は、最寄りの消防署へ
~各消防署(平・小名浜・勿来・常磐・内郷)の予防係~
〇 平消防署 0246-23-9700 taira-fh@city.iwaki.lg.jp
〇 小名浜消防署 0246-92-5171 onahama-fh@city.iwaki.lg.jp
〇 勿来消防署 0246-63-2297 nakoso-fh@city.iwaki.lg.jp
〇 常磐消防署 0246-43-2080 joban-fh@city.iwaki.lg.jp
〇 内郷消防署 0246-26-3596 uchigo-fh@city.iwaki.lg.jp
〇 消防本部予防課 0246-24-3941 shobo-yobo@city.iwaki.lg.jp
市内の消防署では、住宅用火災警報器の取付けを支援しています!!
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