令和5年9月4日 教育長だより Vol.10 『会議あれこれ』
更新日:2023年9月4日
こんにちは。
夏休みも終わり、二学期が始まりました。
まだまだ暑い日が続いていますので、皆さん気をつけてください。
さて、お盆が過ぎてから教育関係の会議が立て続けで開催されました。
今回は、これらの会議について紹介します。
◇ 教育委員会定例会
まずは教育委員会から。
教育委員会といえば大きな組織をイメージしますが、その本体は、教育長と教育委員4人の計5人で構成された合議機関のことを指します。
本市では、毎月この5人が集まって教育委員会を開催し、教育行政の重要事項(※)を決定しています。
※学校の設置・管理から教科書の選定や文化財の指定等々
教育委員会開会中の様子
(左)小峰委員、(右)宮澤委員
(左)根本委員、(右)馬目委員
教育委員会の事務局や所管施設である学校、公民館、図書館なども含めると、総勢で約3千人の教職員・スタッフが所属する組織になります。
それだけに所管業務も多岐にわたります。
特に学校関係の決定や判断は、子どもたちに影響するものであり、一つ一つに重みがあります。
日頃から学校に足を運び、自分の目で見て状況を知ることを大事にしたいと思います。
◇ 福島県市町村教育委員会連絡協議会
教育委員会定例会の翌日には、福島市で研修会があり、私と教育委員の5人で参加してきました。
県内市町村の教育長・教育委員が200人以上集まりました。
従来は講演を聴くスタイルでしたが、今回から新しい試みとして、他市町村の教育委員とのグループ討議を行いました。
各市町村の教育委員同士によるグループ討議
各市町村での取組(教育委員の研修や連携)を知ることができ、大変有意義な会議でした。
教育委員同士の連携をより一層密にしていきたいと思います。
◇ 小・中学校長会
文字どおり本市の小・中学校の校長先生が集まる会議です。
その時々の重要事項について学校と県・市教委で共有する場になっています。
本市は学校が多く、100人近くの校長先生が一堂に会します。
面前に立つとちょっと緊張しますね。
校長たちと県・市教委事務局(手前一列)
この日は二学期のスタートを前に、学力向上、多忙化解消、不祥事防止、その他生徒指導面や管理運営面の課題等、多岐にわたり留意事項をお伝えしています。(課題を挙げればきりがないのですが、校長先生方、よろしくお願いします)
◇ いわき市総合教育会議
最後の紹介は、市長と教育委員会が教育政策について話し合う「総合教育会議」です。
内田市長が招集することになっており、年に数回開催しています。
この日のテーマは「学力向上」。
教育委員会からは、本市の現状・課題を踏まえ、本市独自のデータ分析や「学校カルテ」を活用した各学校への訪問指導の取組について説明しました。
また、データ分析を委託している事業者や鎌倉市教育委員会の高橋教育長にもオンラインで参加していただきました。
(左から)内田市長、私
(左から)宮澤委員、馬目委員、内田市長、小峰委員
この会議は市議会議員や報道関係の方も傍聴されました。
また、磐城桜が丘高校の生徒にも見学してもらいました。
前回の教員研修(※Vol.8で紹介)とは違った視点で教育現場のことを知ることができたのではないでしょうか。
桜が丘高校(教育コース)の生徒たち
学力向上については様々な対応が考えられ、「これが正解」というものはないと思っています。
ただ、子どもたちとの接点は、先生であり日々の授業だったりします。
対応策が多いようで本質はシンプルなのかもしれません。
教育委員会としてやるべきことを追求していきます。
今回は紹介しきれないのですが、夏休みの間に教育関係のイベントもたくさん開催されました。
この数年間は、会議やイベントは中止になったり、実施されてもオンラインだったりでしたが、最近はだいぶ対面形式での開催に戻ってきたようです。
その分、忙しくなることもあるのですが、やはり直接会って話し合うことがとても大切だなと感じました。
- 次第(PDF)
- 【資料1】教育政策に係る広報PRについて.pdf(PDF)
- 【資料2】学力向上の取組みについて(PDF)
- 【参考資料】令和5年度全国学力・学習状況調査の本市の状況と今後の対応(PDF)
- 【PwC作成資料】「いわきの学び」を支える集計・分析・活用システム構築及び授業力向上支援業務について(PDF)
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 教育政策課
電話番号: 0246-22-7541 ファクス: 0246-22-7595