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事業所の防火管理の徹底を!!自分のところは、自分で守る!《3》

更新日:2023年5月30日

 

 

 

「火災の発生を未然に防ぎ、火災による被害の軽減を図る」ために、管理権限者は、防火管理者を選任しなければなりません。

選任された防火管理者は、「防火管理上必要な業務を適切に遂行」しなければなりません。

 

 

今回は、「【3限目】防火管理制度(防火管理者)について学んでみましょう!

 

「私は、福祉施設でマネージャーをしています。」

「先日、施設長(管理権限者)から、防火管理者になるよう命じられました!」

 

 

「ママ!すごいじゃん!でも、大丈夫?責任重大だよ!!」

 

 

「誰でも防火管理者になれるわけじゃないんだ、条件があるんだよ♪」

 

 防火管理者になるには・・・

【条件1】 防火管理上必要な業務を積極的に遂行するためには、従業員を指揮・監督するリーダー的存在となるべき人でなければなりません。「防火対象物において防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的又は監督的地位にあるもの」と定められています。

 

【条件2】 防火管理の知識、資格を有する人でなければなりません。防火管理講習の課程を修了した人の他に一級建築士などの防火管理に関する知識と防火管理業務の経験がある人となっています。

 

 

 

私は、この間、いわき市が主催する甲種防火管理新規講習を受講してきたわ。

                              修了証も交付してもらいました!」

 

⇒ 《防火管理講習について》

 

 

「かずきくんのお母さんは、福祉施設のまネージャーなので、

 

【条件1】「防火対象物において防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的又は監督的地位にあるもの」と認められます。

【条件2】「防火管理の知識、資格を有する人」として、「甲種防火管理新規講習」を受講しているので条件を満たしています。」

 

 

 「すごい!かずきくんのお母さんは、防火管理者になるための条件を満たしているのね!」

 


「施設でマネージャーをしているんだもん!」     

「そして、防火管理講習も受けてきたし!」

 

「でも、防火管理者って何するの?」・・・

 

    「えっと・・・・・・・・・・講習会でも習ったんだけど・・・・・・           

    「まず、消防計画を作って・・・そして、、、年2回の消防訓練を実施して・・・」

 

 

 「では、では、防火管理者の防火管理業務について、説明しますね!」

 

1 防火管理に係る消防計画の作成

 

2 消防計画に基づく防火管理に必要な業務

 (1) 消火・通報及び避難の訓練の実施

 (2) 消防用の設備(消火器や自動火災報知設備など)や消火活動上必要な施設の点検や整備

 (3) 火気の使用又は取扱いに関する監督

 (4) 避難又は防火上必要な構造及び設備の維持や管理

 (5) 収容人員(建物に入る人数)の管理

3 その他防火管理上必要な業務

   

   以上の3つとなっています!」

 

 

う!消防計画も作るだけじゃダメなんですよね!それに、建物や設備の点検とか!」

 

 

      防火管理者は、管理権限者と同じく、責務があります!

自分たちのために行う!」という精神で、効果的な防火管理をして下さい!

 

 

◆防火管理者としてその業務を進めるにあたって、守らなければならない事項や、心構え、業務の中、最も重要度の高い訓練の実施義務を掲げ、防火管理者の責任と義務を規定しています。

 

 

今日は、ここまで!

 

とっても大切な部分なので、次に、もっと細かく説明しますね。



 

次は、【4限目】防火管理制度( 防火管理者の業務)について学んでみよう!は、9月中旬にUPします!

 

 

【1限目】防火管理の意義について学んでみよう!はこちらから 

→ 自分のところは、自分で守る!《1》

 

【2限目】防火管理制度(管理権限者)について学んでみよう!はこちらから

 → 自分のところは、自分で守る!《2》

 

 市内にある事業所自衛消防隊の訓練をのぞいてみよう!とても参考になるよ!!

→   《我が社の自衛消防隊》 

 

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 予防課

電話番号: 0246-24-3941 ファクス: 0246-24-3944

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