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いわき市の水道は100周年を迎えました

登録日:2021年11月19日

いわき市長からのごあいさつ

水道通水100周年を迎えて

Mr.mayor 本市の水道事業は、大正10(1921)年11月1日、当時の平町が好間川を水源とする上野原浄水場から給水したことに始まり、今年(2021)で100周年を迎えることができました。
 これまでの長い歴史を振り返り、近代水道の創設とその後の発展に携わった先人たちの叡智と御努力に深く敬意を表すとともに、市民の皆様をはじめ、関係各位の御理解と御支援に心より厚く御礼を申し上げます。 
 昭和41(1966)年10月のいわき市発足当時は、上水道9事業と簡易水道19事業が新市に引き継がれ、その後、各水道事業を配水管で接続する統合工事の施工、また、市勢の伸展に伴い3期にわたる拡張事業の実施を経て、現在の上水道1事業と簡易水道3事業に至っています。
 現在の水道事業を取り巻く環境は、給水人口の減少に伴い水需要が減少する中、施設の老朽化が進み、更新需要が増大するほか、全国の水道事業体等の皆様から本市が多大なる御支援をいただきました東日本大震災や令和元年東日本台風のように、頻発化・激甚化する自然災害への対応など、数多くの取り組むべき課題を抱え、大変厳しい状況にあります。
 このような中、本市は平成29年1月に策定した「新・いわき市水道事業経営プラン」に基づき、「安全」、「強靭」、「持続」の三つの方向性のもと、健全な事業運営に努めてまいりましたが、平成30年の改正水道法への対応、さらには、甚大な被災経験を踏まえた本市ならではの災害対策の抜本的な見直しなど、事業環境の変化に的確に対応するため、現在、水道施設総合整備計画及び新たな経営計画の策定を進めているところです。
 今後につきましても、市民の皆様から信頼される水道システムを、さらに次の100年先まで健全な姿で継承できるよう、基本理念である「未来に引き継ぐいわきの水道~安全でおいしい水を必要なだけ~」の実現に向け、新たな決意をもって取り組んでまいりますので、皆様方の一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。

  

 令和3年度水道週間「写真展」・「絵画展」における水道通水100周年記念特別賞受賞作品

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「水田にジャンプ」
柏舘 健

 
「1てきの水の旅」
平第五小学校4年生
渡邉 里帆

 

このページに関するお問い合わせ先

水道局 総務課

電話番号: 0246-22-9312 ファクス: 0246-21-4644

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