花火・火遊びによる火災を防ぐために!
更新日:2023年8月3日
花火を楽しむためにも
夏の夜の楽しみ“花火”
子どもたちにとって、楽しみな季節になってきました。
しかし、毎年、花火による火災が発生しています。一例として、子どもが手持ち花火を振りながら走り回って遊んでいるうちに、花火の火の粉が着衣に燃え移ったものがあります。(この子どもは腕などに火傷を負いました。)
夏の風物詩である“花火”を楽しい思い出とするためにも、次のことに注意しましょう!
花火をするときの注意点
- 広くて安全な場所を選びましょう。
- 水の入ったバケツを用意しましょう。
- 子どもだけで絶対に花火をさせない。
- 花火は安全な場所に保管する。
※消防機関で花火を使用してよい場所の指定などはしておりません。
公共の場であれば関係行政機関担当部局へ、私有地であれば地権者などへ確認してください。
子供だけでの''花火’’は、火遊びと同じ!!火遊びは危険です!
子どもの“火遊び”による火災は、大人がいない時や人目につきにくい場所で発生することが多く、このために火災の発見が遅れ、初期消火が困難になり、火災が大きくなることがあります。
親や周りの大人が次の点に注意を払いながら、子どもに対して、火の恐ろしさや防火の知識について、年齢に応じた教育を行いましょう!
火遊びを行わせないためには
- ライターやマッチを子どもの手の届くところに置かない。
- 火遊びをしている子どもを見かけたら注意する。
- 子どもだけでは絶対に火を取り扱わせない。
- 子どもだけを残して絶対に外出しない。
- 火災のおそろしさ・火の取扱いについて教える。
全国の火遊びによる火災事例
- 普段はライターを子どもの手の届かないところに置くように心がけていた両親が、たまたまライターをテーブルの上に置き忘れたところ、子どもがそのライターをいたずらして、部屋のカーテンに着火して発火した。
- 子どもが土手に落ちていたライターで火をつけて遊んでいたところ、周囲の枯草に燃え移り火災になった。
- 以前、事務所として使われていたプレハブ小屋に、子どもたちが無断で侵入して、ライターやマッチなどを用いて火遊びをした結果、出火して火災になり、敷地内にあった他の3棟の建物にも延焼拡大した。
最後に
火災になれば、真っ先に危険にさらされるのは「子ども」たちです。
子どもの火遊びで「まさか」ということにならないためにも、日頃から、子どもたちに火災の恐ろしさと火災予防の大切さを教えて、理解させておくことが大切です。
この夏、子どもたちと火の取り扱い・火災のおそろしさについて話し合うようにしましょう!
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消防本部 予防課
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