コンテンツにジャンプ

新たな救助隊員の誕生!!

登録日:2024年12月9日

 消防本部では、令和6年11月18日(月)から11月29日(金)まで、内郷消防署新庁舎にて「令和6年度救助隊員養成研修」を実施しました。

 本研修は、救助隊員の資格を持たない若手消防士を対象としており、研修を修了することで、救助隊員として認定され、憧れの”オレンジ色”の救助服を着て現場に向かうこととなります。

 今年度は、事前研修を含めた合計140時間の研修カリキュラムに加え、複雑多様化する災害に対応するため、水難事故や土砂災害訓練などの特殊災害訓練を実施し、研修生12名、全員修了することができました。今回は研修の一部を紹介していきます

。 

【開講式】緊張した面持ちで消防長の訓示を聞く研修生。指導員3人も気合が入っています。

               

 

【救助操法訓練】

 救助活動に必要な基本的な技術を実戦形式で学びます。

 訓練は今年度完成した内郷消防署新庁舎の訓練塔を中心に実施し、より実際の現場に近い形で訓練を実施しました。

               

 

【交通救助訓練】

 車両の構造や、実際に活動する際の注意点などを学びます。

 (株)キャレック様にご協力を頂き、車両解体や交通事故での事故車両からの救出訓練を実施しました。

               

 

【水難救助訓練】

 水中で救助活動をする潜水士の補助として、水面から地上への引き揚げ方法や、救命ボート(ゴムボート)を使用した救助技術を学びます。

 毎年レジャー時期には水に関わる事故が多く発生し、その対応はいわき市消防本部の救助隊としては必要な知識になります。

               

 

【建物事故対応訓練】

 ドアの構造を理解するとともに、実際に器具を使用しドアを破壊する訓練を学びます。

 最近では一人暮らしの高齢者が増えており、施錠したまま、家の中で動けなくなっている救助事案も多く発生しています。

               

 

【消防長査閲・閉講式】

 総まとめとして訓練での成果を消防長に披露しました。

 訓練では連携が取れ、スムーズな活動が実施されており、すぐにでも現場の第一線で活躍できるような内容でした。

               

               

 

 研修生はこれまでも消防士として日夜業務を遂行しておりましたが、更なる知識・技術を身につけ、消防士として一段と大きくなり、これらも市民の安心・安全を守るため消防業務に邁進してまいります。

              

 

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 総務課

電話番号: 0246-24-3940 ファクス: 0246-24-3944

このページを見ている人はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページの情報は役に立ちましたか?