コンテンツにジャンプ

新たに導入する火災対応資機材の取扱講習会を実施しました!

登録日:2024年10月4日

 令和6年9月27日(金)、内郷消防署新庁舎において、新火災対応資機材取扱講習を実施しました。

 近年、快適な暮らしの追求から、建築では断熱性・気密性の高い住宅が増加し、また、電気製品では高容量・高出力なリチウムイオン電池が多く用いられ、ハイブリッド車や電気自動車へ搭載されています。

 消防隊が使用する水や時間を省力化し、安全・確実・迅速に消火活動を展開して市民の安全・安心を守れるよう、新たに導入する消防車両の積載資機材等の取扱いを学び、火災対応力の強化を図りました。  

【県内初導入】ファイアーブランケット

 ハイブリッド車や電気自動車に使用されるリチウムイオンバッテリーは、発火すると高温で激しく燃焼し、有害物質を含む煙を発生します。

 1,500℃の熱に耐えるこのブランケットで出火車両を覆い、炎や煙等を閉じ込めることにより、長時間の放水負担を軽減するとともに、煙や汚染水の発生を低減できるため、消防隊員の健康や環境に配慮した消火が行うことができます。

  

【県内初導入】水力換気ノズル コブラ

 放水圧を利用した環境改善用のノズルで、煙や熱が充満する室内から屋外へ向け放水することで、内部環境を改善し、消防隊が安全かつ迅速に屋内進入することができます。

 早期の逃げ遅れ救出、火災鎮圧のほか、消防隊員の安全確保に期待できます。

   

【その他 導入資機材】

〇 トランスフォーマーピアシングノズル

  柄の長さや形を変更できる、先端が鋭利なノズルで、車両火災ではボンネット、建物

 火災では壁の間や天井を貫通して内部へ注水することができます。

  安全な場所で使用できるため、隊員の負担軽減と事故の未然防止が図ることができま

 す。

 

 

 

〇 ブリッツファイアー放水銃

  有効射程が長く、注水量が多い放水銃で、首振り機能を有し、無人による連続放水が

 できます。

  輻射熱が大きい石油コンビナート火災では安全側から活動でき、また建物火災でも延

 焼阻止に期待できます。

 

 

 

〇 ボアテックスノズル

  有効射程が長く、注水量が多いガンタイプノズルで、密度の高い放水ができます。

  大規模火災や、強風下での消火活動で威力を発揮し、延焼阻止に期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 警防課

電話番号: 0246-24-3943 ファクス: 0246-24-3944

このページを見ている人はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページの情報は役に立ちましたか?