令和６年度ドローン操作員養成訓練の実施

　当消防本部では４月８日から４月26日にかけて、ドローン操作員養成訓練を行い、新規操作員として女性職員１名を含む計８名を養成しました。

　この訓練は、ドローン運用アドバイザーの指導により、初日の座学は航空法やドローンに関する基礎知識などを学習し、２日目以降の実技訓練は市内の廃校となった中学校で実施しました。

　実技訓練の総飛行時間は84時間で、ドローンの基本操作をはじめ、GPSセンサーを切った状態での飛行（ATTI飛行）や機体が見えない状況での操作など、高度な技術を要する項目を実施するとともに、画像伝送や映像のLIVE送信など災害時の運用を想定した応用的な訓練を実施しました。本年度は操作員16名でドローンを運用します。

　林野火災の延焼状況の確認、山岳事故や水難事故事案における要救助者の捜索など、各種災害に対し積極的にドローンを活用し、消防力強化を図っていきます。