令和5年度 水道週間「写真展」入賞作品(最優秀賞・優秀賞)
登録日:2023年6月1日
写真展 審査結果
いわき市水道局が実施する水道週間イベント「写真展」において、今回、57名の皆さまから90作品のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募作品の中から最優秀賞作品(1点)と、優秀賞作品(3点)をご紹介しますので、どうぞご覧ください。
(注) 各賞、応募順に掲載しています。
最優秀賞
門林 泰志郎 さん
「いわき鮫川清流」
選考理由
美しい水の流れの中で、鮎の稚魚を捕獲している情景だと思います。投網を打つ人物の動きが作品の大きなポイントになっています。
背景の流れ落ちる水の白と黒の造形のコントラストが、水の響きを感じました。
作品はモノクロ調ですが、人物・カゴの彩りが作品をより美しく表現しています。
優秀賞
髙木 喬夫 さん
「楽しい水遊び」
選考理由
「仲の良い兄弟、ママが大喜び」というコメントに、温かい気持ちが審査員の心に響きました。
写真でなければ一瞬の表情を捉えることはできません。お兄ちゃんの顔の表情から声が聞こえてきます。
弟の手の表情と笑顔が可愛く、二人の顔が対照的で飛び散る水の美しさと楽しむ兄弟の絆を感じます。
大谷 正男 さん
「あぜ道の散歩」
選考理由
田園風景を幾何学的に構成し、スケールの大きさを表現した作者の意図が素晴らしいです。
濃い緑の中、水面が白く反射した水田が美しく、畦道を歩く人物(子どもと母親なのか?)が静寂で音のない不思議なドラマを感じさせてくれます。
大越 知佳 さん
「水の精」
選考理由
高速シャッターで一瞬の水の動きを捉えた作者の技術を高く評価したいです。
画面に手と水をダイナミックに強調したことにより、インパクトの強い表現になりました。
特に、手の間から流れ落ちる水飛沫の姿は、コメントに書かれている妖精を感じることができます。
審査講評
今年で第16回を迎えた、「令和5年度 水道週間写真展」は一般58点、学生32点の計90点の作品応募がありました。
学生の若い視点で捉えた作品は『水』をこれからも大切に未来へ守っていくという、強い思いが伝わってきました。
日常生活の中で身近にある水と触れ合う中、人間・小動物・植物の生命を維持している水の大切さを応募作品全体から感じられました。
審査は審査員3名でテーマに沿った表現力・構成・視点と意図を感じられるものを入選作品として選出しました。
どの作品が入賞してもおかしくないほどのレベルの高い素晴らしい作品が多く、選考にはとても苦労しました。
今後も、バラエティに富んだ個性のある作品を出品してもらえれば嬉しく思います。
審査員長 上遠野 良夫 (写真家)
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水道局 総務課
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