「たばこ」からの火災に注意!
登録日:2023年4月11日
たばこによる火災の多くは、消したつもりのたばこを捨てたことで発生しています。
令和4年中にいわき市内で発生した火災71件のうち、たばこによるものが8件(11.3パーセント)で出火原因の第2位となっています。
たばこ火災は日頃の心掛けで防ぐことができます!
たばこ火災はどうして起きる??
〇不適当なところに捨てる
〇消えたのを確認せずに室内のごみ箱に捨てたことにより出火
〇消えたのを確認せずにビニール袋に混入させ、ごみ置場に出してしまったため出火
〇河川敷や空地などでたばこの吸い差しを投げ捨てたため、枯葉等に燃え移り出火
〇灰皿に置いたたばこが落下したことに気付かず、布団や紙類に着火し出火
たばこ火災の特徴とは?
たばこ火災の大きな特徴として、「無炎燃焼」があります。
無炎燃焼とは、言葉どおり炎を伴わずに燃えている状態のことで、長い時間にわたっていぶすように燃え続けますので、燃えていることに気付きにくい傾向があります。
また、密閉された空間では、人体に有毒な一酸化炭素を発生させることもあります。
一酸化炭素が発生するということは?・・・最悪、命を落とす危険性があります!
【ベランダ・バルコニーにおけるたばこ火災の事例】
たばこ火災、ある!ある!
ベランダやバルコニーでたばこを吸ったあと、灰皿等に完全に火が消えていない状態のたばこの吸い殻を捨てたことで、もともと捨ててあった大量の吸い殻や近くの可燃物に火がついて周囲へ燃え広がる火災
吸い殻は、「溜めない!」
怖いのは、「消したつもり!」
灰皿には、水を入れて確実に消えるようにしておきましょう!!
たばこを吸う時は、決められた場所で!吸い殻は、絶対ポイ捨てをしないなど喫煙マナーを守るよう心掛けましょう!
※屋外の場合、たばこの火種が風の影響を受けて強く発熱し、より出火しやすい状況になるため注意が必要です。
たばこ火災を防ぐために
・ポイ捨てと寝たばこは絶対にしないようにしましょう。
・公共では決められた場所で、家庭では安全な場所を決めて喫煙しましょう。
・灰皿には水を張り、確実に消火しましょう。
・外出前や就寝前には、火種が残っていないことを確認しましょう。
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