あなたの事業所の防火体制(消防計画)、しっかり対応してますか?
登録日:2023年1月31日
防火管理者になる方へ! あなたの事業所の防火管理体制(消防計画・統括防火管理など)
『しっかり事業所の実情にあってますか?ただの計画になっていませんか?』
防火管理者が注意しなければいけないことの『POINTは、次のとおりです!!』
POINT1
『消防用設備等の設置状況に係る消防法令違反の(有・無)の確認そして早急な是正!』
〇消防用の設備・器具等(消火器・自動火災報知設備・屋内消火栓・誘導灯など)は、適正に設置されていますか?
〇消防用の設備・器具等は、定期的に点検を受けていますか?
(例えば)
「消火器があるべき場所に置いていない」
「誘導灯が点灯していない」など…
※不特定多数(特定用途)の人が出入りする用途の建物は、年に1回、点検してその結果を報告しなければいけません!
POINT2
『避難訓練の未実施等の防火管理不備』
〇火災などの有事の際、リーダー的存在となる『防火管理者』は、
選任されていまか?
※防火管理者は、選任義務がある建物と無い建物があります。
〇防火管理者は、消防計画を作成して、計画どおり、消防訓練を実施しなければなりません。消防訓練してますか?ちゃんと、通報できますか?消火器どこに置いてあるか知ってますか?消火器使えますか?
(例えば)
「防火管理者がいない・・・」
「特定用途の建物では、年に2回の訓練を実施しなくてはなりませんが、訓練をしていない」など…
※《最重要POINT!!》
・防火管理講習会でも説明があったと思いますが、消防計画には、事業所で火災等が発生した際、最小限の従業員体制で対応するような訓練計画を立てて、実際に訓練を実施して下さい。そこで、対応に問題があるようなら、即、計画を見直す、さらに訓練をしてみる!さらに見直す!これを繰り返し、最小限の人員で119通報、避難誘導、初期消火などできるような体制を構築して下さい!それが、最大の防火管理者の責務です!!
例えば)…
・夜間、1人体制でホテルの宿直勤務…ここで、火災が発生!!あなた一人の場合、どのような体制でお客様を守りますか?消防隊は、まだ来ません。
いるのはあなたひとり…想像して下さい…
対応できる、消防計画になってますか?なっていたとしても、あなたは、その計画にそって動けますか?
●計画や訓練に困ったときは、管轄の消防署・予防係にご相談ください。
POINT3
『避難経路となる階段などへの物件の存置や防火戸の閉鎖障害など見つけたら必ず撤去!!』
〇防火戸・防火扉は、正常に作動する状態になってますか?
〇避難通路や避難階段に荷物を置いてませんか?
(例えば)
「避難に使う階段に荷物を置いて物置にしている」など…
その他
火災予防条例などで定められた届出が提出されているか?
立入検査が入る前に、もう一度、自分たちの働く(管理する)建物の防火対策を確認してみましょう!
放火火災の防止
近年、消防用の設備の点検もしっかり、消防訓練(避難訓練や通報訓練)を実施しているのにもかかわらず、火災が発生して、甚大な被害が発生する事案が頻発してします。
これらの原因は、『放火』となっております。
放火による火災に巻き込まれない為に『放火』を未然に防ぐことが大切です。
もう一度、燃えやすいものが、通路や階段に置かれてないか?
消防用設備などがちゃんと使える状態になってるか?を確認して下さい。
事業所や店舗において、死角となる場所を少なくすることや日頃から見回りを実施することで未然に放火を防ぎましょう!
不明な事、不安な事がありましたら、 、
最寄りの消防署に気軽にお尋ね下さい! !
※防火管理講習については、ここをチェックして!➡~事業所の防火管理の徹底を~
【各消防署の窓口はこちら】
平消防署 予防係 / Tel:0246-23-9700 / Mail:taira-fh@city.iwaki.lg.jp
小名浜消防署 予防係 / Tel:0246-92-5171 / Mail:onahama-fh@city.iwaki.lg.jp
勿来消防署 予防係 / Tel:0246-63-2248 / Mail:nakoso-fh@city.iwaki.lg.jp
常磐消防署 予防係 / Tel:0246-43-2080 / Mail:joban-fh@city.iwaki.lg.jp
内郷消防署 予防係 / Tel:0246-26-3596 / Mail:uchigo-fh@city.iwaki.lg.jp
消防本部 予防課 / Tel:0246-24-3941 / Mail:shobo-yobo@city.iwaki.lg.jp
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