令和4年度 水道週間「写真展」入賞作品(最優秀賞・優秀賞)
登録日:2022年6月1日
写真展 審査結果
いわき市水道局が実施する水道週間イベント「写真展」において、今回、57名の皆さまから88作品のご応募をいただきました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募作品の中から最優秀賞作品(1点)と、優秀賞作品(3点)をご紹介しますので、どうぞご覧ください。
(注) 各賞、応募順に掲載しています。
最優秀賞
神山 明 さん
「夕日につつまれた足跡」
選考理由
最高の被写体に出会ったと思います。
作品から感じるのはファンタジックな世界観。暖かい夕日の日差しに照らされたブランコ・足元の水溜りの映像が、幼い頃の自分と重なりあったのではないでしょうか。この小さな風景の中に美しいドラマが感じられました。
作者の思いが表現された優れた作品でしたので高く評価しました。
優秀賞
門林 泰志郎 さん
「五月の陽ざし 今」
選考理由
実にスケール感のある作品です。
美しい春の光と人物との調和を橋道シルエット強調し背景の人物との遠近感が作品にインパクトを感じます。シルエットの空間から光だけ水のブルーグラデーションが見るものに深い感動を与えてくれる作品です。作者が何度も足を運び、苦労して撮影した一枚だと思います。技術と表現力の高さが作品から伝わってきます。
阿部 香花 さん
「青春の残像」
選考理由
日常生活の一つのエピソードを非常に細やかな視点で捉えています。
手・水・靴と三つのパーツで画面構成され、造形的に描写している作品です。
手に落ちる水の場面を上手くフレーミングし、それぞれの存在力を強く表現しています。
田中 麻奈 さん
「コップの水」
選考理由
作者の撮影に臨む真摯な姿勢と、被写体に向き合う創造的工夫を感じられた作品です。
敷き詰められた同系色の石とコップに流れる水の造形は、デザイン的要素を引き出していてファッション系雑誌の広告写真に登場するかのような、魅力ある作品となりました。
作者の演出する意図がアート的作品に表現されたと思います。
審査講評
広大ないわきの地形は、四季折々に変化する姿を楽しませてくれる中に、自然の厳しい環境の中ですべての動物、自生する植物は水で生命を維持している。
先人たちは、大切な水源を長く遥かなる時間を人と人へと語り守り続け、現在の水道として我々の生活を守り現在未来の子孫へと継承していくことに感謝したい
水道週間写真展コンテストも今回で14回を迎えました。
出品者の熱い思いと水道局の協力によって継続することが出来たと思います。
今回の出品者のコメントに「開催してくれてありがとう」という言葉がありました。出品者は水道コンテストを楽しみにしていることを心から感じました。
今回は学生の視点・表現力の作品は素晴らしく審査員一同が感動を頂きました。
ただ、水道を利用している作品が少ないことが残念に感じました。
次回は身近な水と楽しむような作品を期待します。
審査員長 上遠野 良夫 (写真家)
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水道局 総務課
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