いわき市通学安全対策基本方針の策定について
更新日:2024年5月20日
基本方針策定の経緯
平成27年度に、市内小学校の通学路における交通安全の確保に向け、教育委員会や学校、PTA、警察、道路管理者等の関係機関で組織する「いわき市通学路交通安全対策推進協議会」を設置し、3年に1回、合同で通学路上の危険箇所の点検を行い、ハード面、ソフト面での必要な対策を講じてきました。
また、令和3年2月には、これまでの交通安全対策に加え、防犯対策を強化するため、組織を「いわき市通学安全対策推進会議」に改め、交通安全、防犯の両面から通学路及び通学区域(以下「通学路等」という。)の安全確保に向けた取り組みを実施しております。
安全確保のために必要な対策については、それぞれ所管する機関で検討しておりますが、関係する機関・団体が情報を共有し、連携して取り組む必要があり、通学路等の安全点検や対策の改善・充実等の取り組みを着実かつ効果的に実施するため、通学路等の安全確保に向けた基本方針を策定しております。
取組方針
通学路及び通学区域の安全を確保するため、関係機関による合同点検を定期的・継続的に実施するとともに、それぞれの管理者等が実施した対策についても、その効果を検証し、更なる対策の改善・充実を図ります。
合同点検の実施
合同点検について、基本的に3年に1度の頻度で実施し、全小中学校の点検を行います。具体的には、全小中学校をおおむね半数に分け、2か年で点検を行うこととし、点検を実施しない年度には対策効果の把握に向けた調査を行います。(図 点検スケジュール参照)
(図 点検スケジュール)
対策の検討
対策の必要性が明らかになった箇所については、ハード面の対策(ガードレールの設置や白線の引き直し等)に加え、ソフト面(見守りや看板の設置による啓発等)の対策についても検討していきます。
今後も、関係機関と連携を図り、市内小中学校の通学路及び通学区域の安全対策を進めてまいります。
危険箇所の対応状況(令和6年3月末時点)
|
令和元年度 |
令和3年度 |
令和4年度 |
令和5年度 |
危険箇所 |
355件 |
311件 |
234件 |
215件 |
実施済 |
340件 |
303件 |
198件 |
125件 |
未実施 |
15件 |
8件 |
36件 |
90件 |
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