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乾燥する季節になりますと、かぜやインフルエンザが流行ってきます。
令和元年のいわき市の統計では、乳幼児を607人救急搬送し、75%が急病でした。
また、そのうち半数以上が熱性けいれんで、うち80%以上が軽症でした。
お子さんのために、大人が熱性けいれんについて正しい知識を持つことが大切です。
38度以上の発熱に伴ってけいれん発作を起こすもので、生後6ヶ月から5歳までの間に多く発生します。発熱の原因は上気道炎が最も多く、半数以上は2回以上反復します。大部分は学童期に自然に消失し、予後は良好で、後遺症を残しません。
発熱、それも体温が急激に上昇するときに1分間から2分間のけいれんが起こります。発作は最初眼球が固定し、意識障害に次いで、けいれんが起こります。
けいれんは5分くらいで治まるものです。次のことがありましたら、あわてずにお近くの医療機関を受診してください。
熱性けいれんの原因は、上気道炎やインフルエンザ、麻疹、突発性発疹、風疹などのウイルス性疾患等です。
予防策は、感染症の対策となります。
日常の手洗い、うがいを行いましょう。また、家庭内でも咳エチケットを行い「風邪をひいたかな」と感じたらマスクを着けましょう。
家族がインフルエンザなどで熱がある場合や熱性けいれんになったことがある場合は注意しましょう。
もし、熱性けいれんを起こしても、あわてないことです。
夜間に突然、子どもの体の具合が悪くなったとき、福島県こども救急電話相談(024-521-3790または#8000)を利用してください。
こども電話相談は、看護師や医師などが家庭における対処法などをアドバイスしてくれます。
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