令和6年12月27日 教育長だより Vol.45 『締めくくりに』
更新日:2024年12月27日
皆さん、こんにちは。
今年も残すところわずかになりました。
既に小中学校は冬休みになり、学校の先生たちも一息つかれていることでしょう。
今年の学校での取り組みはいかがでしたでしょうか?
うまくいったこともそうでないこともあったでしょうが、その経験が今後の糧となることを願っています。
冬休み期間中も研修に参加される先生方
市教委でも今年は新しいことに様々取り組んできました。
学校外での多様な学びの場づくりとして、教育支援センター(チャレンジホーム)の増設や総合図書館における学習支援ルームの開設などの整備を進めてきました。
年末になってしまいましたが、不登校支援の相談窓口や関係部局の情報を一元的にまとめたポータルサイトも開設することができました。
不登校支援ポータルサイトを今月開設しました
また、中学生の部活動改革の取り組みでは、剣道部を皮切りに休日の合同練習会を開始したところです。
今後も地域の関係団体と連携し、実施種目を増やしていく予定です。
陸上部の合同練習の様子
本市の重要施策である学力向上の取り組みでは、様々なデータを“可視化”するシステム(学校・学級ダッシュボード)の導入を進め、学校現場での状況把握を可能にしました。
今後は、各学校における授業改善の着実な推進を目指し、市教委の指導主事も一致団結して学校と先生方を支援する取り組みを進めていきます。
先生方を支援する学校訪問に取り組みます
このほかにも様々な取り組みにチャレンジしてきましたが、その多くは、関係者の御理解と御協力なくしては実現できませんでした。心より感謝申し上げます。
それぞれの取り組みが試行錯誤の連続ではありますが、来年も改善の歩みは止めずに進めていきたいと考えています。
そして最後になりますが、この年末で市教育委員会の委員が変わりましたのでお知らせします。
この度、根本紀太郎委員が任期満了で退任されることになり、その後任として小林利明委員が就任されました。
根本委員は、平成25年から3期11年間、本市の教育委員を務めていただきました。
長きにわたりご活躍された根本委員に心からの敬意と感謝を申し上げます。
内田市長(左)から根本委員(右)へ感謝状の贈呈
プライベートでは、風呂敷を使った昔ながらの日本の知恵を広めていく活動をされています。
多くの学校で出前授業を行い、子どもたちにも風呂敷の魅力を伝えてくださいました。
今後とも本市の教育の充実にご協力いただけますようよろしくお願いします。
内田市長・教育委員で記念撮影
新任の小林委員は、これまで地元小中学校や市・県PTA団体の会長を歴任されています。
保護者目線を持ちつつ、行政的、経営的視点で本市の教育施策に関わっていただきたいと思います。
小林委員(中央)を囲み、新体制での打ち合わせ
市教育委員会も新しい体制となりますが、引き続きよろしくお願いします。
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