令和6年能登半島地震に伴う応急給水隊の活動について
更新日:2024年2月13日
(公社)日本水道協会からの要請を受けて、石川県へ応急給水活動を行うために職員を派遣しました。
その活動内容についてご紹介します。
第二次応急給水隊
第2班
2月7日(水) 活動地域:七尾市
中島地区コミュニティセンター西岸分館及び豊川分館などへ給水活動を行いました。
中島地区コミュニティセンター西岸分館への給水活動の様子
中島地区コミュニティセンター豊川分館への給水活動の様子
2月8日(木) 活動地域:七尾市
石川県漁業協同組合や小学校、医療機関へ給水活動を行いました。
石川県漁業協同組合ななか支所への給水活動の様子
七尾松原病院への給水活動の様子
2月9日(金) 活動地域:七尾市
市立保育園や医療機関、矢田郷地区コミュニティセンターへ給水活動を行いました。
市立中島保育園への給水活動の様子
矢田郷地区コミュニティセンターへの給水活動の様子
2月10日(土)
3日間の活動を終えて、全隊員が無事に帰局しました。
これにより、石川県での2回目の応急給水活動がすべて完了しました。
帰局後、第二次応急給水隊第2班隊長から次のとおりコメントがありました。
【隊長コメント】
私たちは、この度、令和6年能登半島地震に伴い(公社)日本水道協会からの要請を受け、石川県能登地方で応急給水活動を行うため、2月6日から10日までの5日間派遣され、現地本部の指示のもと7日から9日の3日間、七尾市において給水活動を行い無事に帰庁いたしました。
派遣先の七尾市は、現在も水の供給の困難な地域があり、皆様に安全な飲料水を提供するために全力を尽くし、その結果、多くの方々から暖かい感謝の言葉をいただきました。
しかし、私たちの活動が終わったからといって、被災地の復興が完了したわけではありません。引き続き、被災地の皆様が安心して生活できる日が来ることを、心よりお祈り申し上げます。
第二次応急給水隊 第2班隊長 水道局営業課 主任技査兼給水装置係長 渡邉 剛広
第1班
2月4日(日) 活動地域:七尾市
福祉施設と南大吞地区コミュニティセンターへ給水活動を行いました。
ゆうかりの郷への給水活動の様子
南大吞地区コミュニティセンターへの給水活動の様子
2月5日(月) 活動地域:七尾市
岸端定置網組合の駐車場にて市民向けに飲料水の給水活動を行いました。
2月6日(火) 活動地域:七尾市
医療機関へ給水活動を行いました。
七尾松原病院への給水活動の様子
2月7日(水)
3日間の活動を終えて、全隊員が無事に帰局しました。
帰局後、第二次応急給水隊第1班隊長から次のとおりコメントがありました。
【隊長コメント】
給水活動を終え無事に戻りました。
派遣先では、被災された方が一日でも早く安心した生活を送れるように被災者の立場に立った活動を心がけてきました。その中で「遠くからきていただきありがとう」、「遅くまでありがとう」など感謝や労いの言葉をいただきました。
断水はまだまだ続いておりますが、3日間の活動を終え被災地の早期復興を願いながら次の隊に引継を行いました。
第二次応急給水隊 第1班隊長 水道局工務課 課長補佐 會川 昌宏
第一次応急給水隊
1月13日(土) 活動地域:七尾市
七尾市消防本部や医療機関などの施設へ給水活動を行いました。
また、七尾市役所へ給水袋1,000袋を提供しました。
七尾市消防本部の貯水槽への給水 | 人工透析を行っている恵寿ローレルクリニックへの給水 |
1月14日(日) 活動地域:七尾市
避難所と給水所が併設されている七尾市田鶴浜体育館で給水活動を行いました。
設置された応急給水タンクへの給水 | 給水車から給水 |
1月15日(月)
2日間の活動を終えて、午後5時40分頃に全隊員が無事に帰局しました。
また、帰局後に第一次応急給水隊隊長から次のとおりコメントがありました。
【隊長コメント】
無事、被災地での給水活動を終えて戻ってきました。
給水活動をしている中で、被災された皆さんから「ありがとう。水を持ってきてくれてありがとう。」と何度も感謝の言葉をいただいているうちに、逆に給水しているこちら側が温かい気持ちをいただくことができました。
それも、隊員一人ひとりが、被災された方に対して誠実に対応できたからだと思っています。
全員、事故やけがもなく、活動を完了できてよかったです。
第一次応急給水隊 隊長 水道局営業課 主幹兼課長補佐 夘木 良
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