令和6年1月16日 教育長だより Vol.21 『年初の立志』
更新日:2024年1月16日
みなさん、こんにちは。
本年もよろしくお願いします。
年明け1回目は、内郷地区の中学校で伝統的に行われている「立志式」の紹介です。
立志式、ご存じでしょうか?
私もいわきに赴任して初めて知りました。
14歳(数え年で15歳)になる生徒が対象で、
将来の目標や夢に対し誓いを立て、周囲の人たちに感謝する式典です。
昔の元服に由来する行事だと言われています。
調べてみると四国や九州の一部では県ぐるみで行われているようですが、
全国的なものではなく、いわき市でもこの内郷地区の中学校(一中、二中、三中)だけで開催されている行事です。
今回、私は内郷第一中学校の立志式にお邪魔してきました。
画像:内郷地区立志式パンフレット表紙
シンプルですが厳かな雰囲気での式典でした。
まずは代表生徒に立志証書の授与が行われ、
続いて市青少年育成市民会議内郷地区推進協議会の林会長と
芦野校長からそれぞれお話がありました。
立志式の意義を説明し、地域に誇りを持つこと、家族や周囲の方々への感謝の気持ちを忘れないことを願うものでした。
立志式に臨む2年生
林会長から生徒への立志証書の授与
終始、厳粛な雰囲気での式でした
私からは、夢や目標を明確にすることは大人でさえ難しいことだけど、
その重要性に気づくことの大切さを話しました。
でも、立志式で披露された生徒の作文を読むと、
そのことには十分気づいている様子でした。
心配いらないですね。立派に“立志”していました。
代表生徒による作文発表
中学生の瑞々しい立志の思いに触れると何かに挑戦したくなりますね。
新年を迎え、新しいことにチャレンジするには持って来いの時期です。
皆さんも、今までにやったことがないこと、むしろ苦手なことに挑戦してみませんか?
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 教育政策課
電話番号: 0246-22-7541 ファクス: 0246-22-7595