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令和5年10月19日 教育長だより Vol.14 『学校訪問(ICT機器の活用)』 

更新日:2023年10月19日

こんにちは。

ついこの間まで暑い日が続いていましたが、急に涼しくなってきましたね。

なんだか夏は長くて秋が短くなったような気がしますが、皆様、体調崩さないようにしてください。

さて、今回は内郷地区の小中学校の紹介です。

内郷第一中学校と高坂小学校に訪問してきました。

 

 

《内郷第一中学校》

長い坂を登った先にある内郷一中。毎日歩くと鍛えられますね。

生徒数393名、15学級の中規模校です。

福島県の「未来の教室」授業充実事業の協力校にも指定されており、学校を挙げてICT機器の活用に取り組んでいます。

芦野校長は昨年度まで久之浜中に勤務されていました。

久之浜中時代から授業研究に熱心で、内郷一中でも秋田県の自治体との交流を企画されています。

 

芦野校長(左)、菊田教頭(右)

 

 

建築から50年経つ校舎はずいぶん使い込まれています。

校内は掃除が行き届いており清潔感が感じられます。

昔ながらのモルタルと石でできた流し台も現役です。

 

廊下の手洗い場

 

 

2年生 技術

ラジオの作製です。まずは組み立て方法の動画を見ます。

 

 

 

生徒のタブレットでも動画を見ながら作業ができます。

料理と一緒で手先を動かす作業では動画を見るとわかりやすいですよね。

 

 

 

2年生 社会

地形の特徴と農産物の関連を学んでいます。

言葉や文字だけで説明するより画像を見せた方が理解できることもあります。

 

 

 

2年生 理科

電子黒板では、イラストをパッと表示させ拡縮も自在です。

また、画像に書き込みもできるので、わかりやすく伝えることに長けています。

 

 

 

3年生 美術

タブレットの画像を見ながら、それを写生します。

画像を拡大して細部まで見ることができるので色使いの幅が広がります。

 

 

 

 

《高坂小学校》

「高坂」というだけあって、こちらの小学校も坂を登った先にあります。

いわき市は坂の上にある学校が多いですね。

児童数386名、16学級の中規模校です。

和田校長は本校3年目で、勝手知ったる学校です。

内郷一中の芦野校長と連携して学力向上の取組を企画しています。

 

矢内教頭(左)、和田校長(右)

 

 

なんと、机上にはパソコンしか置いていません。

高坂小の職員室は、今まで見てきた中で一番すっきりしている職員室でした。

 

 

 

3階にある図書室からの眺めが最高です。

内郷地区の市街が一望できます。

 

 

 

1年生 国語

教材を各児童がダウンロードしています。

1年生ながら立派に使いこなしていました。

 

 

 

4年生 社会

いわき市の防災対策について学習しています。

先月の大雨でも大きな被害がありましたから児童も真剣に聞いています。

 

 

 

4年生 理科

児童に予測を立てさせ考えさせる授業スタイルでした。

 

 

 

5年生 外国語(英語)

デジタル教科書の音声を聞いて地図を見ながら道案内の学習です。

難しいけど頑張って。

 

 

 

今回訪問した2校では、ICT機器を効果的に使っている場面をたくさん見ることができました。

市内全体を見渡せば、学校や先生によって濃淡があるのが実態ですが、「児童生徒にとってわかりやすい授業であるか」、「先生にとって教材準備が効率的であるか」という視点で見ると、デジタル教材には大きなメリットがあると思います。

特にベテランの先生にこそ活用していただくと効果が大きいと思います。

児童生徒のタブレット端末も頑丈な作りになっていますので、遠慮せずガシガシ使い倒してください。

 

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 教育政策課

電話番号: 0246-22-7541 ファクス: 0246-22-7595

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