令和5年7月21日 教育長だより Vol.6 『学校訪問(学校の歴史)』
更新日:2023年7月21日
こんにちは。本格的に暑くなってきましたね。
今回も学校訪問です。しばらく学校訪問の報告で続きますが、行ける時に行っておかないと夏休みになりますからね(ブログがアップされる頃にはもう夏休みですね)。
今回は、小川中学校、赤井小学校、そして桶売中学校の3校です。
《小川中》
昭和38年に旧小川中学校と旧小玉中学校を統合して開校した中学校です。
荒校長は元々高等学校の先生です。これまで県立高校で勤務され、今年4月に小川中に校長として赴任されました。
生徒指導、学力向上、職場環境改善など様々な課題に対し、明確な目標と具体策を設定し、意欲的に取り組まれています。
荒校長(左)、吉田教頭(右)
職員室の書類が積み上がっているイメージは過去のもの。
小川中の職員室はすっきりして見渡せます。
生徒も来やすい「互いの顔の見える職員室」を実現しています。
2年生国語
各自タブレット端末を使い、校外学習に向けた情報収集と資料作成を行っています。
先生のタブレット端末で生徒一人一人の作成した資料を一覧できます。
ICT機器ならではの機能です。
1年生英語
「答え」を見てから、その「質問」を考えていく問題で、グループ毎に考えをまとめます。
ちょっとした工夫で生徒の思考を深めることができます。
《赤井小》
今年で創立150周年の小学校です。
先日、地元紙にも大きく学校の広告が載り、伊藤校長もこの日の紙面を大事に保管されています。
伊藤校長はこの4月に赤井小に着任されたばかりです。150年の歴史のプレッシャーに負けないでくださいね。
記念の紙面と伊藤校長
赤井小創立初期の歴代校長の肖像です。明治期の校長はとても威厳がありますね。
創立当初は寺院の敷地(現在の華蔵院)をお借りしたためか、初代校長はご住職が兼ねていたようです。
6年生体育
この日はとても暑い日でしたが、子どもたちは元気でした。
3年生外国語活動(英語)
学級担任とALT(※)の二人一組で授業を展開していきます。
※「外国語指導助手」の略称で、英語を母語とする外国籍の方のことです。本市には、世界各国から27名のALTが来ています。
《桶売中》
桶売中学校は、昭和22年の新制中学校創設とともに開校しました。
以来1700名を超える卒業生を輩出しました。
現在は3年生2名だけの中学校です。2名の生徒が卒業する来年春に閉校となりますが、最後まで最善の教育環境を提供できるよう鴫原校長はじめ教職員一同で頑張っています。
体験的な活動や行事など様々企画している鴫原校長
3年生数学
二人だけで授業を受けます。少人数のメリットを最大限に生かします。
この日は、大勢の大人に周りからじろじろ見られていたから緊張したかな。
3年生音楽
じっくり指導してもらえるから上達間違いなしですね。
学校では過去の卒業アルバムを電子データで保存する作業を行っています。
学校で所有していない年度もあり、卒業生を頼りに当時の写真を探す作業もしています。
桶売中学校の閉校についてご存じではない方もいらっしゃるようです。
学校では、地域の方々とともに閉校記念事業を実施しています。
学校の図書室も開放していますので、卒業生の方は足を運んでみてください。
本市には100校以上の小中学校があります。
規模も歴史も多様で、150年続く学校、役目を終える学校と様々ですが、どの学校も子どもや地域の方々の思いがつまっています。
改めて学校の存在の重みについて考えさせられました。
また、今回紹介した3名の校長先生は、今の学校が校長としての初任校です。
初めての校長職として、それぞれ奮闘されている様子がうかがえました。
3名とも校長職では“若い”年代ですから(私もほぼ一緒ですよ)、変化を恐れず挑戦し続けていきましょう。
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