市内小中学校の新型コロナウイルス感染症の広がりについて
更新日:2022年2月7日
市内小中学校におけるコロナウイルス感染症の拡大の状況
現在、オミクロン変異種の感染拡大により、市内小中学校において、教職員・児童生徒の感染が広がり、感染者の人数や、接触者の範囲によって、一時的な休業や、学年・学級閉鎖などの措置を講じています。
県内他市や本市の報告から、次のような場面での感染が広がっています
家庭での感染が想定される事例
- 長時間にわたり、飲食店で家族以外の人と飲食した。
- 家族以外の人とマスク無しでカラオケで歌った。
- 県外から帰省した家族や親戚と飲食した。
学校での広がりが想定される事例
- 児童生徒に風邪のような症状があるのに登校し、後日感染が確認された。
- ご家族の誰かが風邪のような症状があり、児童生徒本人には症状がなかったので登校したが、後日、児童生徒にも感染していることが判明した。
- 学校の教職員が、軽い風邪のような症状があったが、部活動指導などに従事した。
- 休み時間などに、マスクをせずに友達と会話した。
市内小中学校でのコロナウイルス感染症対策について
学校で感染を拡げない措置
市内小中学校では、学校内での感染を拡げないように次のような対策を講じています。
感染予防対策
- 学習活動場面での、児童生徒の間隔を1メートル以上確保
- 咳エチケットや手洗いの徹底など、基本的な感染予防対策の徹底
- 健康面を考慮した正しいマスクの着用を指導
- 感染リスクの高い部活動の停止。練習試合や合同練習会の停止
- 各教室に「二酸化炭素濃度測定装置」を設置し、換気の徹底
- 「健康観察アプリ」を活用し、保護者による登校前の検温や健康観察と連絡
- 教職員やスクールサポートスタッフによる校内の消毒作業
保護者などへの注意喚起
- 保護者等に向けて、感染が発生しやすい行動の周知や、少しでも感染が疑われる場合の登校の自粛についての呼びかけや通知の発出
教職員の意識の共有
- 教職員の端末を活用した、各学校間での取組み事例の共有と対策
- 教職員から児童生徒への感染等が発生しないよう、毎朝の検温等の体調管理の徹底
臨時休業期間中の児童生徒の健康確認などの対応
学校で感染が発生し、臨時的な休業や、学級・学校閉鎖などで、登校ができない生徒に対し、学校の状況に応じて、個々の児童生徒に配備した学習用端末などの活用も図りながら、次のような対応をしています。
- 担任による電話等での確認や、養護教諭、スクールカウンセラーによる常時相談の受付け
- 「健康観察アプリ」を活用した、児童生徒の検温や健康状況の確認
- 持ち帰った学習用端末を活用したホームルームなど、インターネットによる健康状況の確認
学びの保障に向けた状況
学校で感染が発生し、臨時的な休業や、学級・学校閉鎖などの状況下でも、児童生徒の学びを保障するため、学校の状況に応じて、学習用端末などの活用も図りながら、次のような対応をしています。
登校ができない児童生徒への対応
- 教科ごとのプリント等を作成し、家庭においても計画的で継続的な学習が進められるよう支援
- 保護者の同意など、準備ができた学校から、学習用端末の持ち帰りによる、デジタルドリル等を活用した個人学習の支援や、オンライン授業の実施
大規模校など、学校での児童生徒の距離がとりにくい状況での対応
- 空き教室に児童生徒を分散させて授業を行うなど、授業時における児童生徒の距離が確保できるような対応
※必要に応じ、学習用端末を活用したオンライン授業などの取組みも実施
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