市立小中学校の新型コロナウイルス感染状況について
更新日:2023年5月8日
新型コロナウイルス感染に伴う市立小中学校の臨時休業等について、次のとおりお知らせします。
1.臨時休業等の公表にあたっての考え方
- 公表につきましては、感染や接触者となった児童生徒及び保護者の皆様の精神面などに配慮する必要があるとともに、児童生徒への誹謗中傷を回避するために、原則として、学校や地域が特定されない範囲での公表としております。
- 実際に、本市内でも誹謗中傷の事案も発生しており、学齢期の児童生徒に配慮する観点から、御理解ください。
- 感染発生時には、保健所の指導の下、各学校の感染者の濃厚接触者等へは連絡をし、適切な対応を行い、感染拡大防止策を講じております。
- 保健所や学校等から、学年・学級閉鎖対象の学年以外の児童生徒の保護者や地域の皆様への個別の連絡がない場合は、各学校において適切に対応が講じられ、それ以上の広がりが心配されないケースです。
<参考>実際に起きた誹謗中傷の事例
- 感染者が出た学校に対して、「通学路を変えろ」とのクレームが寄せられた。
- 一年生の手をもって集団登校している上級生に、「感染するので、手をつなぐな」との声を浴びせられた。
- ある施設で、「〇〇学校の生徒は、うちの施設は利用できません」と伝えられた。
臨時休業等の状況【令和5年5月2日午前10時現在】
状況 | 市立小学校 | 市立中学校 |
臨時休業 | 0校 | 0校 |
(うちクラスターの発生) | (0校) | (0校) |
一部の学年又は学級の閉鎖 | 0校 | 0校 |
(うちクラスターの発生) | (0校) | (0校) |
注:上記学校においては、数名の陽性者が確認されており、接触者等の特定や感染拡大防止対策等のため、臨時休業等の措置をとっております。
2.臨時休業等の判断基準
臨時休業等の措置については、以下を原則として、各学校が教育委員会及び保健所と十分に協議を行い、各事案に応じて決定しております。
学級閉鎖
児童生徒に陽性者が発生し、接触範囲が学級内の席の周辺など極めて限定的と判断される場合。
学年閉鎖
陽性者が複数で、学級を越えた接触が認められる場合。
臨時休業
陽性者が複数で、学級、学年を越えた複数の児童生徒と接触がある場合。
臨時休業等の期間について
学級閉鎖、学年閉鎖については、濃厚接触者等の状況により日数が変わります。
なお、陽性者が1名の場合、濃厚接触者が確定するまで1日程度の学級閉鎖、学年閉鎖をする場合があります。
また、複数の学年、学級閉鎖となる場合や臨時休業の措置期間については、その都度、保健所などと協議し、決定することとしております。
3.学校における感染予防対策について
市立小中学校におきましては、マスクの常時装着や手指消毒の徹底、十分な対人距離の確保等の基本的な対策のほか、感染レベルに応じた学校活動の制限などの対策を講じ、学校内での感染の抑止に努めております。
保護者の皆様等におかれましては、児童生徒の皆さんの安心安全な学びの保障の観点から、ご家庭での感染予防に十分に気を付けていただくほか、児童生徒を含め、ご家庭での体調不良時の登校の見合わせ等に、御理解と御協力をお願いします。
4.児童生徒への誹謗中傷について
児童生徒や保護者の皆様は、感染が拡大する中で「自分が感染源になって迷惑をかけるのでは」といった心配を抱えておられる方がたくさんおられますが、感染は十分に気を付けて生活していても、発生する可能性があります。
このような中で、ごく一部ですが、前述のとおり、感染が発生した学校や関係者に対して、心ならずも、相手を傷つける態度や言葉が発せられる事例も見られます。いつ誰が感染してもおかしくない現状を十分に御理解いただき、感染した学校や児童生徒の詮索や、相手を傷つける恐れのある言動をお控えくださるようお願いします。
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このページに関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 学校教育課
電話番号: 0246-22-7506 ファクス: 0246-22-7563