いわき市体験型経済教育施設 Elem(エリム)
登録日:2023年4月13日
施設紹介
体験型経済教育施設とは
「いわき市体験型経済教育施設 Elem 」は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本といわき市教育委員会が協同で提供する「スチューデント・シティ」及び「ファイナンス・パーク」を実施するための専用施設です。
Elemでは、協賛企業の協力をいただき、小学校5年生と中学校2年生が、施設に再現した「街」の中で「社会のしくみや経済の働き」を体験学習します。
協賛企業
スチューデント・シティ
- 株式会社ハニーズ
- 東邦銀行
- 株式会社日本HP
- 株式会社いわき民報社
- ゼビオ株式会社
- 常光サービス株式会社
- いわき市薬剤師会
- いわき・ら・ら・ミュウ
- いわき市役所
ファイナンス・パーク
- いわき市医療センター
- いわき市水道局
- クリナップ株式会社
- カタール航空
- ひまわり信用金庫
- 日本赤十字社
- タイヘイドライバーズスクール
- いわき信用組合
- 大和証券株式会社
- 常磐共同ガス株式会社
- ジブラルタ生命株式会社
- パレスいわや
- 食楽なごみ家
スチューデント・シティ(SC)
「社会は仕事を通じて相互に支えあうことで成立している」ことを学びます
小学校5年生が、施設2階に設置した店舗・市役所などのブースで、社会人と消費者の役割を同時に体験することで、「社会は相互に支えあうことで成立している」ということなどを学びます。
子どもたちは、学校での事前学習で「仕事をする意味」や「仕事選びと会社の仕組み」、「価格やコスト、利益の関係」、「ビジネスプラン作り」などを学習します。
スチューデント・シティでは、事前学習で学んだことを生かし、社内会議、仕事、ショッピング、全体ミーティングなどの活動を行い、積極的に行動することや意思決定の重要性、社会は様々な仕事を通してつながっていることなどを、体験的に学んでいきます。
事後学習では、スチューデント・シティで感じたことや分かったことをまとめ、将来の自分はどうありたいかなどについて考えます。
ファイナンス・パーク(FP)
「生活費設計」を通して「選択と意思決定」を行う力などを養います
中学校2年生が、施設3階に店舗などのブースを設置し、収入・家族など与えられた条件の中で、生活を成立させるために必要なコストを計算し、「選択と意思決定」を行う力などを養います。
子どもたちは、学校での事前学習で「収入と支出のバランス」や「家庭におけるお金の使いみち」、「賢い生活費の立て方」などを学習します。 ファイナンス・パークでは、事前学習で学んだことを生かし、年齢や家族構成、年収などが割り振られた個人情報カードをもとに、各ブースから生活に必要な資料や情報を集め、自らの意志で実際に生活設計を行い、「選択と意思決定」の大切さなどを、体験的に学んでいきます。
事後学習では、ファイナンス・パークでの学習を振り返り、将来の進路や生き方について考えます。
Elem(エリム)の由来
カタール国の願いと意思がこめられています
カタールフレンド基金は、2012年1月に設立された、東日本大震災の被災地復興を支援するカタール国の基金であり、「子どもたちの教育」、「健康」、「水産業」の3分野を支援するプロジェクトを対象に、総額で1億ドルの活動資金の助成が行われるものです。本基金には、東日本大震災の復興に向けた歩みを、被災地と共に手を携えながら進めてゆく友でありたい、というカタール国の願いと意思が込められています。
いわき市体験型経済教育施設の建設にあたっては、カタールフレンド基金の資金援助を受けるとともに、アラビア語で「教育」を意味する「Elem(エリム)」という愛称を贈られました。
SC・FPのプログラムライセンスについて
公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本の紹介
1919年米国で発足した世界最大の経済教育団体であり、民間の非営利活動を展開しています。
現在、世界123か国、全米129都市に活動拠点があります。
日本本部の設立は、1995年で、プログラムを導入する学校は全国に拡大しています。
2010年7月より公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本となり活動範囲をさらに拡大しています。
注:スチューデント・シティ、ファイナンス・パークは、ジュニア・アチーブメント日本がライセンスを有するプログラムです。
このページに関するお問い合わせ先
教育委員会事務局 総合教育センター
電話番号: 0246-22-3705 ファクス: 0246-22-7548