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令和5年10月6日 教育長だより Vol.13 『学校訪問(1対10)』

更新日:2023年10月6日

 

こんにちは。

私もいわき市に着任して1年が過ぎました。

縁があって何度もお邪魔している学校もある一方で、まだ一度も行ったことのない学校もあります。

二学期も始まり落ち着いてきましたので、どんどん足を運んでみたいと思っています。

今回は泉地区の渡辺小学校と泉小学校の紹介です。

 

 

《渡辺小》

渡辺小の歴史は古く、明治6年の創立から今年で150周年をむかえます。

児童数86名、6学級の小規模校ですが、地域との結びつきが強く、行事や体験活動を活発に行っています。

 

 

学校が何度も建て替えられてきたことがわかります

 

 

佐々木校長は本校2年目の校長です。

若手教員とベテラン教員をまとめてくれています。

橋本教頭は、今年、指導主事から学校現場に出たばかりです。

行政で培った経験を学校で生かしてください。

 

橋本教頭(左)、佐々木校長(右)

 

 

4年生 音楽

先生も一緒になって楽しそうに行進しながら歌を歌っています。

こうした場面を見ると、教師という職業がとてもうらやましくなります。

 

 

 

6年生 算数

タブレット端末を使えば自分の考え方を電子黒板で映したり、

他の児童と共有できるので大変便利です。

発表形式の授業の幅が広がります。

 

電子黒板を使って自分の考え方を皆の前で発表

 

 

2年生 算数

図形の問題を児童同士で教え合っています。

人に教えることが最も学習の定着効果が高いと言われています。

 

 

 

 

 

《泉小》

次は市内で一番大きな泉小学校です。

児童数は渡辺小のちょうど10倍の878名、34学級の大規模校です。

泉小も歴史が古く、前身の泉藩藩校(汲深館)に遡れば170年以上歴史のある学校になります。

澤田校長は今年から着任されました。泉小で校長4校目のベテランです。

とても大きな学校ですから新家副校長と荒木教頭でしっかり支えています。

 

荒木教頭(左)、澤田校長(中央)、新家副校長(右)

 

 

特別支援学級

前の週に行った修学旅行の振り返りをしていました。

東京に行ってきたんだね。

 

 

 

1年生 国語

グループ別になって図鑑を見ながら調べものです。

 

 

 

4年生 国語

教材は「ごんぎつね」。登場人物の心情の変化を丁寧に説明しています。

こうした物語の全体を見渡す場面では、電子黒板の画面より手書きの黒板の方が有利ですかね。

 

 

 

3年生 算数

他の教室と雰囲気が違うのがわかりますか?

少し天井が低くなっています。

泉小は学級数が多く本校舎に収まりきらないため、3年生はプレハブで増設した教室で学んでいます。

 

 

 

6年生 算数

テストの返却。すごい!100点じゃないか。

 

 

 

その後、児童同士で教え合いです。

もちろん100点取った児童は教える側に回っています。

 

 

 

事務室

大きな学校ですから業務量も膨大です。

事務職員は今の学校に必要不可欠なスタッフです。

 

 

 

今回の訪問では一つ失敗しました。

すべての授業を見せていただくのですが、泉小は学級数が多くて時間内に回り切れませんでした。

4年生の半分と5年生の教室には行きましたが、授業の様子は見られなかった。ごめんなさい。

 

渡辺小(6学級)と泉小(34学級)で規模こそ大きく違いましたが、どちらもにぎやかで楽しい雰囲気の小学校でした。

また、タブレット端末や電子黒板を効果的に使ったり、児童同士で教え合ったりした場面を見ることができました。

学校の大きさに関わりなく、よい取組は普遍的なのだと思います。

学校同士の距離も近いので互いの取組を参考にしながら授業力を高め合っていただきたいです。

 

このページに関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 教育政策課

電話番号: 0246-22-7541 ファクス: 0246-22-7595

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