工事の入札に係る調査結果について（令和６年10月16日）

　市では、次の工事の入札に関し調査を進めておりましたが、職員及び事業者を対象としたアンケート調査のほか、市入札談合情報処理要綱（以下「要綱」という。）の規定に基づき事情聴取を行った結果、次のとおり対応を決定したのでお知らせします。

 

１　工事名

　⑴　市営住宅白水町上代団地（１工区）解体工事

　⑵　市営住宅白水町上代団地（２工区）解体工事

 

２　対象事業者数

　　22者（入札参加申込者）

 

３　経過

　　４月10日　　　　　　入札執行

　　5月17日～24日　　　職員及び対象事業者に対しアンケート調査を実施

　　5月31日　　　　　　アンケート調査の結果、談合情報と疑われる回答が寄せられたため、市建設業者選定委員会委員長へ報告

　　6月17日～8月30日　対象事業者に対し、要綱に基づく事情聴取及び追加調査を実施

　　9月13日　　　　　　市建設業者選定委員会を開催

　　9月13日～10月７日　誓約書を徴取

 

４　調査結果及び今後の対応

　事情聴取で談合の証拠は得られなかったことから、要綱に基づき事情聴取を行った入札参加申込者全員から誓約書を徴取しました。市においては、引き続き入札・契約事務の適正な執行に努めるとともに、制度等の改正についても検討していきます。

　なお、近年、他自治体において入札談合により職員等が逮捕される事案が複数発生していること、また、水道局の設計単価の誤りによる工事契約解除事案において捜査機関への相談を行っていることを鑑み、公正取引委員会及び捜査機関へ情報提供を行いました。