市長メッセージ~市内の感染拡大に最大限の警戒を~
登録日:2020年12月31日
はじめに、年末年始にもかかわらず、新型コロナウイルス感染症に関しまして、医療の最前線で対応いただいている医療従事者等の皆様をはじめ、新しい生活様式の実践など、新型コロナとの闘いにご協力をいただいております市民の皆様、事業者の皆様に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。
さて、現在、いわき市内における新型コロナウイルスの感染の拡大が続いております。
12月は、昨日の30日に、1日の新規感染者が過去最多の7人が確認され、また、昨日までに月間の過去最多感染者を大幅に更新する37人が確認されております。
この年末は、感染拡大に歯止めがかからず、医療機関への負荷も蓄積してきており、本市における感染拡大は、極めて厳しい状況になってきております。
このような状況を一日も早く沈静化させるため、市では、12月28日から1月11日までの年末年始の期間に、感染への「最大限の警戒」と7項目の「感染防止対策の再徹底」を集中的に行う「感染防止集中対策一斉行動」へのご協力を、市民の皆様全員にお願いしているところであります。
特に、年始にかけましては、新年会、初詣、初売りなどの多くの人で混雑する場面が想定されますので、ご自身そしてご家族のため、マスクなしでの会話、不要不急の外出や往来、「密閉」「密集」「密接」の3密を避ける、特に、会食等の際は家族やいつも一緒にいる人と少人数、短時間にするなど、強い危機感を持ち、「感染しない、感染させない」を心がけ、感染リスクを最大限に減らす行動を改めて徹底していただくよう強くお願い申し上げます。
感染者の急拡大に、福島県内の医療体制がひっ迫してきております。地域医療が崩壊すれば助かる命も助からなくなります。
私たち一人ひとりの年末年始の過ごし方が、年明け2週間後の感染拡大を大きく左右いたします。このため、すべての市民の皆様と心ひとつにして、気を緩めることなく、強い危機感を持って、基本的な感染防止対策に万全を期すことが、この感染拡大に歯止めをかける最も有効な対策となります。
市民の皆様の命と健康を守るため、感染拡大を収束させ、地域医療の崩壊を招かないことが大切です。明るく健やかな令和3年を迎えるため、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和2年12月31日
いわき市新型コロナウイルス感染症対策本部長
いわき市長 清水 敏男
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