イクボス宣言企業へのインタビュー(株式会社山崎工業)
登録日:2019年3月26日
イクボス宣言企業の取り組みなどについてお話を伺いました。
株式会社山崎工業さんの取り組みなどをご紹介します。
・イクボス宣言企業名
株式会社山崎工業
・イクボス宣言者
代表取締役社長 山崎 建見 氏
・イクボス宣言日
平成29年9月20日
1 イクボス宣言書
【イクボス宣言の内容】
私は、職場で働く社員のキャリアと人生を応援しながら、ワーク・ライフ・バラン
スを推進し、自らも仕事と私生活を楽しむ「イクボス」となることを宣言します。
1.男女を問わず、育児など時間制約のある社員を含むすべての職員が、安心して活
き活きと働くことのできる職場環境づくりに取り組みます。
2.社員一人ひとりが働き方改革の重要性を理解し、仕事を効率的に行うことができ
るよう業務改善等を積極的に推進します。
3.自らも仕事と私生活を楽しみ、仕事と生活の調和を実践するとともに、「イクボ
ス」の精神を社員に浸透させます。
2 イクボス宣言企業としての取り組みについて
建設業という男性が多い職場ですが、技術が進化し、材料も軽量化されて扱いやすくなるなど、事務職以外でも、女性が活躍できるようになってきました。個人の住宅の工事では、細やかな気配りができる女性の方が向いている場合もあります。求人についても、「建設業はガテン系でこういう人!」というのではなく、女性や新卒者等の採用を積極的に行い、従業員の多様化を図っています。さらに女性や新人の社員に会社に定着してもらうため、指導者に対する勉強会の開催や社内委員会制度を設け、委員会の提案事項を採用し、服装の改善や社用車の清掃を行うなど従来の慣習に囚われず、女性目線での職場環境の改善を図り、多様化に合わせて少しずつ社員の意識改革を行っています。
3 取り組み後の成果や改善点について
女性目線で改善した結果、お客様のアンケートで、「満足した」「また依頼したい」等の意見が増え、お客様の満足度がアップしたことで、若い社員も活き活きと働くようになり、職場への定着率も向上しました。また、社内委員会制度を設けたことにより、少人数の若手社員が、リーダーシップを発揮したり、意見が言いやすい環境が整ってきています。
課題としては、福利厚生の制度がまだ社員に十分理解されていない点です。これは会社側の問題と考えており、積極的に制度を説明して理解を促しています。
4 今後のさらなる取り組みについて
人が人に認められるという喜びは、男女問わずかけがえのないものです。誰もが活き活きと働けるよう、女性や若い人の意見を柔軟に受け入れて、働き方や子育ての価値観の違いにも対応できる職場づくりをしていきたいと考えています。また、個人の社会貢献活動やボランティア活動も応援し、そのような社会活動を会社として評価していく仕組みを作っていきたいと思います。自分の活動を誰かが認めてくれる、評価してくれるという喜びを大切にしたいです。
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