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草野 祐香利さん
特定非営利活動法人Commune with(こみゅーん うぃず)助産師

登録日:2018年1月16日

 仕事や団体活動等で活躍している市内の女性の紹介をします。 

プロフィール

氏  名 

  草野 祐香利(くさの ゆかり)さん 

所属団体 

  特定非営利活動法人

  Commune with (こみゅーん うぃず)助産師

  (理事長・助産院長)                                                    

経  歴 

  助産師として19年、関連分野での職歴9年

そ の 他

 (最近の委員歴等)   

  • いわき市社会福祉審議会児童福祉専門分科会委員(平成25年~31年度)
  • 公益社団法人日本助産師会 保健指導部会委員(平成25~30年度)
  • いわき市奨学生選考委員会委員(平成28~29年度)    

 (所属団体の主な活動)

  • こみゅーん助産院 :リプロダクティブヘルス&ライツを支援する保健指導型有床助産所
  • こみゅーんクラブ :0歳親子のいきいき交流活動
  • ホームスタート・こみゅーん :家庭訪問型ボランティア子育て支援
  • いわさぽ:いわきの子育てサポーター検索サイト運営

 (その他)

  • いわき地域における子育ち・子育て支援ネットワーク「こども♡あいネット」
  • 誰一人取り残されない子育て家庭防災ネットワーク「はぐくみ防災サポーターズいわき」

 1 助産院を地域で継承していくために 

 看護学科の実習で生命の誕生(お産)と出会い、職業として助産師を第一に選択し、長年、助産師の仕事や関連分野で活動してきました。

 出産の現場を通して、様々な命、先達助産師や仲間、サポートした人たちの生き方に影響を受け、自身の第2子出産を助産院で体験できたこと等から、平成18年9月より地域において「妊娠中からの子育て支援活動」を開始しました。

 当時、いわきの助産所は2か所まで激減していましたが、地域の中で妊娠から子育てまで、必要な時はいつでも相談やサポートを行い、地域の人を支え繋がっている光景を見て、助産院を無くしてはいけないという思いを強くしました。その時の私は、助産師としての活動を行っておりませんでしたが、助産院を地域に残したいという思いが、もう一度助産師に戻るきっかけであり、今の活動に繋がっています。

 2 チームワーク、関係機関や地域とのつながりの大事さ

 活動を始めるにあたり、市内の現状と将来を想うと、個人で助産院を開業したのでは、本来の助産師の活動はできないと感じました。産婆スピリッツを継承しつつ時代に対応したサポートを行うために、それまでとは違うチームで運営する助産院を考えていました。チームワークや他の関係機関との連携強化、次世代に繋げていけるようスタッフの育成にも力を注いでおります。

 また、核家族や地域関係の希薄化などの課題が改善され、子育て支援NPOが必要の無い未来も描きつつ、女性や子どもたちの暮らしがより良く豊かになるために、地域の繋がりも大事にしていきたいです。

3 活躍を意識しないで、自分らしく社会参画を!

  本来であれば、とりたてて「女性の活躍」とは言わなくて済むような時代がいいのですが、ジェンダーギャップの大きい現在の社会環境ですから、取り組まなければならない課題であると認識しています。

 北欧など福祉や教育の先進国に比べ、まだまだ日本は遅れており、政策などをきちんと整備せずに「女性の活躍推進」と言っても難しいと感じます。

 今、女性はどうすればいいかというと、一人一人が自分らしく社会に参画することだと思います。あまり活躍ということを意識せず、社会参画でき、在りたい自分に向かって行けるような社会になるといいと思います。

 自分の思いや意見を発信する機会やチャンスはいっぱいあります。可能性を信じて目標を持つことは必要だと思います。子育て等プライベートを楽しみながら、目標に向かって持てる力を活かす事が出来れば、自分らしい達成感のある生き方・社会活躍に繋がっていくものだと思います。Commune with ~ともに進みましょう!

このページに関するお問い合わせ先

市民協働部 男女共同・多文化共生センター

電話番号: 0246-41-9201 ファクス: 0246-41-9202

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