高齢者を狙った「電話の光回線への切り替え」に関する相談が増えています
登録日:2020年11月10日
高齢者を狙った悪質な勧誘も
全国の消費生活センターなどに寄せられた相談情報をもとに、市民の皆さんに注意喚起を行います。家族やご近所で情報を共有し、被害の拡大を防ぎましょう。
高齢者を狙い無理解のまま「光回線サービス」を契約させる
インターネットを利用しておらず光回線の必要がない高齢者などが、大手通信会社の関連会社を名乗る事業者から、「現在使用してるアナログ回線が廃止になるので、光回線に切り替えないと電話が使えなくなる」「現在の電話料金よりも安くなる」など嘘の勧誘を受け、無理解のまま不要な光回線サービスを契約してしまうといった相談が寄せられていることについては、以前から注意喚起を行っています。
アナログ回線へ戻す手伝いを口実に新たなサービスを契約させる
こうした手口と並行して、最近増えているのが、光回線をアナログ回線に戻す「アナログ戻し」に関する相談です。
これは、過去に勧誘を受け、光回線サービスを契約している高齢者などを狙い、今度は「インターネットを使用しないのなら光回線は不要、アナログ回線に戻せば月々の電話料金が安くなる」「アナログ回線に戻すための工事料金が発生するが、有料のサポートサービスに数ヶ月加入すれば、手続き費用が無料になるキャンペーン中です」などと、アナログ回線へ戻すように勧めるものです。
このような勧誘は、有利な方法を「提案」すると言って近づき、「安くなる」「キャンペーン中」などとお得感を過度に強調して、不要なサービスを新たに契約させようとしているのが実態です。
このため、仮に電話料金が安くなったとしても、新たに契約させられるサービスの利用料金などにより、トータルでは必ずしも安くなるとは限りません。また、光回線サービスを途中解約することで、高額な違約金を請求される場合もあるので注意が必要です。
アドバイス
- まずは、現在の契約がどのようなものか確認してみましょう。
- しつこく勧誘を受けもその場で返事をせず、事業者名、サービス名、契約内容などを確認して十分に検討しましょう。そのうえで、内容が理解出来ない、必要がないと思ったら、きっぱり断りましょう。
- 高齢者を家族に持つ方は、不審な勧誘を受けていないか確認してみましょう。
- 不安だな、おかしいなと感じたら、消費生活センター(電話22-0999)へ相談しましょう。
消費生活相談について
当センターでは、問題解決のために、トラブルの状況や経過などの必要な情報を詳しくお伺いします。このため、メール(市ホームページの「お問い合わせフォーム」を含む)での相談は受け付けておりません。電話若しくは来所での相談をお願いします。
メールでご相談いただいた場合は、詳しく内容を確認するために、相談専用電話へのご連絡をお願いする旨のメールを返信いたしますので、ご了承ください。
詳しくは、関連リンク「消費生活相談のご案内」をご覧ください。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ先
消費生活センター
電話番号: 0246-22-0999【相談専用】 0246-22-7021(事務直通) ファクス: 0246-22-0985 ※メール(お問い合わせフォームを含む)での相談は受け付けておりません。