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いわき市原子力災害広域避難計画

更新日:2024年4月1日

 1 計画策定の経緯

 福島第一原発事故後、国の原子力災害対策指針が策定され、本市は福島第一原発及び第二原発から半径30km圏内に位置することから、緊急時防護措置準備区域(UPZ)に指定され、地域防災計画(原子力災害対策編)を策定することが義務付けられるとともに、本市全域を対象とした広域避難計画の策定が必要となりました。

 2 計画策定の目的

 本市の原子力災害対策の基本となる「いわき市地域防災計画(原子力災害対策編)」に基づき、万が一の原子力災害に係る市外への広域避難等の応急対策を迅速に実施するため、必要な事項を定めるものです。

3 広域避難の概要

 避難にかかるポイントは次のとおりです。

(1) 「屋内退避」を基本としつつ、防護措置の実施を判断する基準(OIL)に応じて広域避難を行う。

(2) 広域避難が必要となった場合には、自家用車で避難することを原則とする。ただし、自家用車による避難が困難な場合などは、あらかじめ指定した一時集合場所へ徒歩等で集合し、市等が用意したバス等で避難先避難所へ避難する。

(3) 避難に際して、国・県は、適切な箇所に、放射性物質の付着の有無を確認し、必要に応じて除染を行う「スクリーニング場」を設置する。

(4) 市は、県・避難先自治体と協力して、避難の際の目標となる「避難中継所」を設置し、円滑な避難を目指す。

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4 避難先の方針

◎ 地震・津波における同時被災のリスクが少ない西方面と、降雪等の気象状況による避難のリスクが少ない南方面の複数方向の避難先を定める。

◎ 地域コミュニティの維持や円滑な住民支援を図るため、市内13地区毎に避難先を定める。

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5 原子力防災の手引き

 原子力災害時における情報収集や屋内退避の注意点、市外の避難先市町村までの避難経路等について、イラスト等を用いて分かりやすく記載している「原子力防災の手引き」を平成30年4月から各世帯に配布しています。

 「原子力防災の手引き」はホームページでもご確認いただけます。
  ⇒ いわき市原子力防災の手引き
   ※ お住いの住所毎に記載内容(避難先施設までの地図)が異なります。
      親戚・知人の避難先も平時から確認しておきましょう。

 

注: 策定した計画は、電子書籍として「いわきe-Books」(外部サイト)でご覧いただけます。

このページに関するお問い合わせ先

危機管理部 原子力対策課

電話番号: 0246-22-1204 ファクス: 0246-22-1209

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