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紹介します 平成28年1月

登録日:2016年3月7日

紹介します 平成28年1月分記事一覧

当院公式フェイスブックで平成28年1月に掲載した当院を紹介する記事です。

【当院初の女性放射線技師2名がマンモグラフィ認定資格を取得しました】平成28年1月15日

 乳がんは年々増加傾向にあり、年間約3万5千人が発症し、約1万人が死亡していると言われています。これを減少させるために有効ながん検診の推進が求められており、検診の「質」の維持が重要となっています。今までの視触診にマンモグラフィを追加するだけでは、有効な検診は期待できません。マンモグラフィが効果を発揮するために、高い撮影技術と高度な読影力が必要です。また、装置の精度管理も必要となってきます。これらの対応を行うために、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が発足し、マンモグラフィ認定試験を実施しています。

 認定資格は、日本乳がん検診精度管理中央機構主催の2日間にわたる講習会を受講し、試験に合格することで取得できます。今回行われた認定試験に於いて、当院初の女性放射線技師2名が同時に合格し資格(合格率約60%)を取得しました。これまで男性認定取得者4名がいましたが、これで6名となりました。

 マンモグラフィの受診者は女性がほとんどのため、女性技師が担当することで受診者から「安心する」などの声をかけていただくことがあり、今回の女性技師の資格取得は、今まで以上に受診者の気持ちに寄り添った検診につながるものと考えています。今後も受診者や読影医師の期待に応えられるよう、関係職員一同、精進していきたいと思います。

 女性技師2名と認定証

【新たに2名の認定看護師が誕生しました】平成28年1月22日

 認定看護師とは、日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師をいいます。当院では、質の高い看護ケアの提供のため、認定看護師の育成を行っており、現在、10分野12名が活動しています。

 今年度の認定看護師認定審査に合格した2名から、今後の目標などを聞きました。

<佐々木幸恵 摂食・嚥下障害看護認定看護師>

 摂食・嚥下障害看護認定看護師の役割は、口から食べることや、飲み込みに障害のある患者さんに対して、摂食・嚥下(食物を食物と理解して、口から胃に至るまで)の機能を評価し、安全に食べられるための援助をすることです。所属している病棟には、脳血管疾患により摂食・嚥下機能が低下した患者さんが多く入院しています。現在、最も強化していることは、食べる基本である“口腔ケア”の啓発活動です。「食」は、人を良くすると書きます。食べることは生きることの源です。患者さんの「口から食べたい」という意思を尊重した看護を目指しています。

<井川奈津美 皮膚・排泄ケア認定看護師>

  皮膚・排泄ケア認定看護師は、褥瘡(床ずれ)などの創傷やストーマケア(人工肛門・人工膀胱)および失禁など排泄に関するケア管理を専門としています。現在は、所属病棟において心臓血管外科で手術を受けた患者さんの創傷に対して、病棟看護師とともに創(傷口)が治りやすい環境を整えるケア管理に力を入れています。また、院内活動としては褥瘡対策チームと褥瘡回診を行っています。自己研鑽を重ね、病院内2人目の皮膚・排泄ケア認定看護師として、患者さんや家族に寄り添いながら専門的な看護技術の提供を行っていきたいと思います。

看護師2名と認定証 佐々木看護師 井川看護師

【喉頭摘出者福祉団体「福島声友会」の活動を紹介します】平成28年1月28日

 福島声友会は、いわき市立総合磐城共立病院で喉頭摘出手術を受け、音声機能を喪失した人を主な対象とし、昭和53年6月に日本喉摘者団体連合(日喉連・北日本ブロック)の下、発声訓練を継続的に行うため創立された患者・家族の会です。

 声友会の主な活動内容は、電気発声機の使用訓練と、第二の声と言われる食道発声の訓練です。会長 である鈴木徳政さんの丁寧な指導の下、皆さん和気あいあいと発声練習しています。適切な練習で努力を続けることで、再び声を取り戻し家族や友人との会話ができます。会長を始めとして会員は発声技術・発生指導技術の向上のために、日本喉頭摘出者福祉団体連合会による指導者訓練研修会への参加など他団体との交流も積極的に行っています。

 福島声友会の会員は、他院で手術された患者さんも受け入れ、いわき市民が24名、北茨城市3名で構成されています。現在出席者は13名程度で、月に3回、第2・第3・第4土曜日10時より共立病院第一会議室で教室が開催されています。発声教室には、耳鼻咽喉科病棟の看護師長・副看護師長のどちらかが出席しており、見学希望のある入院中の患者さんや、外来通院中の患者さんの案内もしております。初めて見学される患者さんやご家族には、術後の発声の仕組みについて丁寧な説明が行われています。

 昨日まで声がでていた人が突然声を失ってしまうことで、患者さん本人はもちろん、一緒に生活していくご家族の不安や戸惑いも大きいと思われます。声友会の活動は、境遇の同じ患者さんだからこそ分かり合える貴重な機会を提供し、悩みや不安の解消にも繋がっています。そして、会員一人ひとりが社会復帰に向けお互いに協力し合い、意欲的に活動しています。

 声友会の皆さんの熱心に取り組む姿がとても印象的でした!

声友会 会員の皆さん 練習中
  
練習中 

【面会制限のお知らせ】平成28年1月29日

 当院は、流行が拡大しているインフルエンザへの対策のため、面会制限を行うことになりました。

 面会可能な方は、ピンクの家族カードがある方のみとなります。面会時にはマスクと手指の消毒をお願いします。なお、家族カードがある方でも発熱や咳などの症状がある方は、面会をお断りします。

 職員も一丸となり感染拡大防止に努めておりますので、インフルエンザが終息するまでの間、ご理解とご協力をお願いいたします。

面会制限のポスター

このページに関するお問い合わせ先

医療センター 経営企画課

電話番号: 0246-26-2134 ファクス: 0246-26-2404

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