国は地方創生、地方は地域創生!(広報いわき 平成27年9月号掲載)
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更新日:2017年9月11日
いわき市の中で、人口減少・少子高齢化が急速に進行しているのが、中山間地域といわれるエリアです。
そのような中、昨年4月に田人地区、本年4月に三和地区において、小学校、中学校の統合が行われましたが、統合後、子どもたちは、多くの友達ができた、部活動ができるようになったなど、明るく元気に通学しているとの声が届いています。
また、川前地区で実施している集落支援員制度を、本年4月から、遠野・小川(一部)・三和・田人地区にも拡大し、大字ごとに支援員を配置して、現在、地域活性化のための活動に取り組んでいただいています。
さらに、特筆すべきこととして「遠野和紙」の地元継承者がお亡くなりになり、伝統技術が途絶える可能性が出てきたことから、国の地域おこし協力隊制度を導入し、都会から遠野地区に移住してきた男女2人が、技術伝承に地域ぐるみで汗をかいています。
いわき市として、中山間地域の活性化を大きな課題と位置付け、今後の進行を図るため、コンパクトなまちづくりを念頭に置きながら、廃校になった施設などの効果的な活用も含め、より一層重点的に取り組んでいきます。