新・いわき市総合計画 ふるさといわき21プラン
登録日:2016年3月8日
新・いわき市総合計画 ふるさと・いわき21プランについて
はじめに
総合計画とは、一言でいえば、市町村における「まちづくりの憲法」とも言えるもので、その地域における行財政運営の長期的な指針となる、最上位の計画のことです。
つまり、本市の特性や課題、そして時代の流れなどを的確に見極めながら、将来、いわきをどんなまちにしていくのか、また、そのためには、誰が、どのような手法で取り組んでいこうとするのか、ということを総合的・体系的に取りまとめた計画書なのです。
地方自治法上の位置づけ
総合計画とは、地方自治法第2条第4項で地方自治体ごとに策定することが定められている長期計画であり、一般に「基本構想」(将来フレーム)と「基本計画」(将来フレームの実現手段、基本的な施策)、「実施計画」(事業)の3層構造となっています。基本構想の決定の際には、議会の議決が必要であり、地方自治体が行う事業は、この総合計画をもとに立案・実施されています。
【参考】地方自治法第2条第4項
「市町村は、その事務を処理するに当たつては、議会の議決を経てその地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならない。」
いわき市の総合計画策定の歩み
これまで、いわき市では、5次にわたって総合計画が策定されています。
いわき市総合開発計画
- 策定年月:昭和46年3月
- 目標年次:昭和60年
- キャッチフレーズ:「明るく 住みよい 豊かな いわき市」
いわき市総合計画
- 策定年月:昭和53年6月
- 目標年次:昭和65年
- キャッチフレーズ:「明るく 住みよい 豊かな いわき市」
第3次いわき市総合計画
- 策定年月:昭和60年3月
- 目標年次:昭和70年
- キャッチフレーズ:-明るく 住みよい 豊かな いわき市を目指して
「緑と活力に満ちた広域産業文化都市」
第4次いわき市総合計画
- 策定年月:平成4年12月
- 目標年次:平成13年
- キャッチフレーズ:「人 まち 自然が輝く 交流ネットワーク都市」
新・いわき市総合計画「ふるさと・いわき21プラン」
- 策定年月:平成12年12月
- 目標年次:平成32年
- キャッチフレーズ:「創りたい ゆたかな明日、伝えたい 誇れるいわき」
総合計画の構成
新・いわき市総合計画「ふるさと・いわき21プラン」は、「基本構想」「基本計画」「実施計画」の3層で構成されています。それぞれの計画期間や位置づけは次のとおりです。
- 基本構想(期間:平成13年度から平成32年度の20年間)
地方自治法第2条第4項の規定に基づき、望ましい本市の姿とこれを実現するための施策の基本方向などを定めたもの。
市民、市民活動団体、事業者、行政など「いわき」に関わる全ての個人や団体の役割を明らかにし、それらの協働によるまちづくりを進めるための指針となるもの。 - 基本計画(期間:平成13年度から平成22年度の10年間)
基本構想を実現するための基本的な施策を総合的・体系的に定めたもの。
なお、本市を取り巻く様々な環境変化や、市民ニーズの動向に対応するため、平成16・17年度の2ヵ年にわたり点検・見直しを実施し、平成17年11月に改定基本計画(期間:平成18年度から平成22年度)を策定した。 - 実施計画(期間:3年スパン)
基本計画で定められた基本的な施策を具現化するため実施する事業の内容を向こう3ヵ年にわたり定めたもの。
各種施策の柔軟で機動的な推進を図るため、毎年度見直しを行う。
基本構想の概要
基本構想の概要は次のとおりです。
- めざしていく「いわき」の姿
「生活者起点」、「将来世代への責任」という姿勢を大切にしたまちづくりを進めることにより、私たちは、次の3つの「いわき」の姿をめざし、不断に取り組んでいきます。
「循環を基調とした、持続可能なまち」
「誰もが安全に、安心して暮らせるまち」
「活力に満ち、創造力あふれるまち」 - まちづくりの方向
これからのまちづくりの底流に置くべき考え方や姿勢を貫きながら、めざしていく「いわき」の姿に近づいていくための方向性を次のとおりとし、まちづくりを進めていきます。
- 美しい環境を守り、育てあう
- 心をつなぎ、支えあう
- 学びあい、高めあう
- 魅力を育み、磨きあう
- 活気を生み、力を伸ばしあう
- 交わり、連携を強めあう
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