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住宅防火情報~住宅用火災警報器の奏功事例・設置促進活動~

登録日:2023年1月27日

 

市内の住宅用火災警報器の奏功事例

住宅用火災警報器

いわき市内での住宅用火災警報器の奏功事例(住宅用火災警報器の設置により、初期消火の成功や死者発生を防いだ実例)の情報をご案内しております。

平成18年6月1日からは新築住宅に、平成23年6月1日からは、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務になり、平成28年6月で新築住宅の設置義務化から10年が経過しました。

 

皆さんのお宅では、すでに住宅用火災警報器を設置されてますか?

火災から身を守るためにも、まだ設置されていないお宅は、早急に設置してください。

設置されているお宅では、設置してから10年以上経過していませんか?

火災から身を守るためにも、まだ設置されていないお宅は、早急に設置してください。

住宅用火災警報器内部の電子部品の劣化や電池切れなどにより、火災を感知しなくなるおそれがありますので、設置してから10年を目安に取り替えて、住宅火災から身を守りましょう。

令和4年12月の事例

 近隣住民が火元宅を訪れた際、留守であったが、家の中から住宅用火災警報器が鳴動していることに気がついた。近所の消防団員に助けを求め、再び火元宅を確認すると、家の中に白い煙が漂っており、119番通報と消火器を準備している間に家人が帰ってきた。家の中を確認すると、和室の座ぶとんが燃えていたため、消火器で消火した。座ぶとんその他の収容物の焼損にとどまった。

令和4年10月の事例

 1階リビングルームにいた児童が、2階で住宅用火災警報器が鳴動していることに気づき、助けを求めるために近くの店舗に駆け込んだ。店員が119番通報をしながら、児童とともに火元宅に訪れ、玄関を開けると白い煙が見えた。直後に家人が帰宅し、家の中を確認すると、2階こども部屋のベッド付近が燃えていたため、鍋に汲んだ水や庭にある園芸用ホースを使い、消火を試みた。ベッドその他の収容物の焼損にとどまった。

令和4年6月の事例

 火をつけたままのたばこをこたつ上にある灰皿に置き、眠っていたところ、住宅用火災警報器の鳴動で目を覚ました。こたつの近くにある座ぶとんから煙が上がっていたため、家人は119番通報して屋外に避難した。消防隊到着後、無炎燃焼を続ける座ぶとんを台所シンクに移し、水道水で消火した。座ぶとんその他の収容物と床面の焼損にとどまった。

令和4年5月の事例

 共同住宅で隣人宅の住宅用火災警報器が鳴動していることに気づき、外に出て様子をみたところ、隣人宅から煙が出ていた。近くから様子をみると、隣人宅台所の炊飯器が燃えており、家の中にいた家人に火事となっていることを呼びかけた。このとき、家人は火事に気がついていなかった。台所で汲んだ水で消火し、炊飯器その他の収容物の焼損にとどまった。

令和3年11月の事例

 2階にいた家人が、1階で住宅用火災警報器が鳴動していることに気づき、1階リビングルームを確認すると、ストーブ付近から火が上がっているのを発見した。家人が鍋に入っていた水や消火器を使って消火し、ストーブ周辺の焼損にとどまった。

令和3年3月の事例

 2階にいた家人が、1階で住宅用火災警報器が鳴動していることに気づき、1階和室を確認すると煙が充満し、電化製品のプラグが差し込まれたコンセントから火が上がっているのを発見した。家人が台所で汲んだ水で消火し、コンセント周辺のみの焼損にとどまった。

令和元年5月の事例

 1階にいた家人2名が2階の住宅用火災警報器が鳴動したのを聞き、家人1名が2階へ上がるとゴミ箱が燃えているのを発見した。1階へ戻り、桶に水を汲んで初期消火を実施。もう一人の家人が119番通報をした。
 住宅用火災警報器の鳴動に気付き早期に通報できたため、逃げ遅れによる負傷者は無く、火災についても半焼にとどめることができた。

平成31年1月の事例

 出火建物付近で下水道工事中の作業員5人が、住宅用火災警報器が鳴動していることに気付き、室内をのぞいたところ、1階和室において電気ストーブに掛け布団が接触した状態で延焼しているところを発見した。
作業員等は水道ホース等を使用して、初期消火及び焼損物を屋外へ搬出するとともに119番通報し、ひとり暮らしの高齢者を屋外へ避難させた。
負傷者の発生もなく、畳の一部及び収容物を焼損した、ぼや火災にとどまった。

平成30年9月の事例

 居間に設置していた住宅用火災警報器が鳴動したので、玄関の方に避難しながら出窓を見ると、建物南側外壁に立て掛けていたよしずが燃えており、住宅に延焼拡大していた。

家人が、すぐに初期消火を実施したことで、火災の被害を最小限に抑えることができた。 

平成29年9月の事例

家人がガステーブルに鍋をかけたまま眠ってしまい、鍋の内容物が焦げて煙が上がったが、住宅用火災警報器の鳴動と白煙に気付いた上階の住人が119番通報し、家人を起こしてガステーブルの火を消し火災には至らなかった。

平成29年3月の事例

就寝中の家人が寝室に設置された住宅用火災警報器の鳴動音に気付き目を覚ますと、傍らに置いた電気ストーブに掛け布団が接触し、燻焼していた。掛け布団を風呂場に移動し、浴槽の汲み置き水を洗面器でかけ消火した。

負傷者の発生もなく、収容物のみを焼損した、ぼや火災に留まった。

※炎がでない無炎燃焼を燻焼(くん焼)と言います。

平成28年12月の事例

就寝中の家人が住宅用火災警報器の警報音により目を覚ますと、各部屋に煙が充満していた。子供部屋を確認したところ、就寝中の長男のベッドから掛け布団が落ち、近くにあったカーボンヒーターに接触し布団が燻焼していたもの。燻焼部分を濡らしたタオルで抑え込み、ベランダに布団を移動させ洗面器2杯の水で消火した。

平成28年11月の事例

鍋の掛け忘れによるもの。

家人が台所のガスコンロで鍋を温めていることを忘れ、居間にある固定電話で親戚と話をしていたところ、台所に設置していた住宅用火災警報器が鳴動したので確認に向かうと、ガスコンロの火は「コンロ・グリル消し忘れ消火装置」が作動して消えていたが、鍋の内部は焦げている状態であった。

平成27年4月の事例

鍋の掛け忘れによるもの。

家人がガスこんろに鍋を掛けたのを忘れ、庭木の剪定をしていたところ、台所に設置してある住宅用火災警報器の鳴動音に気付き台所へ向かうと、ガスこんろに掛けている鍋からの煙が充満していた。直後にガスこんろの火を消したので、鍋は焦げたが他に焼損等はなかった。

なお、近隣住民が住宅用火災警報器の鳴動に気付き、119番通報した。

平成27年2月の事例

電気ストーブを火源としし、輻射熱によりひな人形の毛氈に着火し燃え広がったもの。

家人が、入浴後の着替え中に、どこからか住宅用火災警報器の鳴動音が鳴っているのに気付き、煙が出ていた室内を確認すると、電気ストーブとひな人形が燃焼していた。

すぐに、洗面器を使用して水道水を掛け、初期消火に成功した。

平成27年2月の事例

洗濯機の給水ホースが、ガス風呂釜に接触し、溶融して発火したもの。  

家人が住宅用火災警報器の警報音により、浴室を見に行ったところ、ガス風呂釜上の洗濯機給水ホースが燃えているのを発見し、隣人に助けを求めた。 その後、隣人が水道水により初期消火をして、ガス風呂釜の一部と洗濯機給水ホースの一部焼損で済んだ。

平成26年4月の事例

ハロゲンヒーターの輻射熱により寝具に着火し発煙。

隣人が、隣接建物の住宅用火災警報器の警報音に気付き、外に出たところ、建物の2階の窓から煙が出ているのを発見した。中に入ると、室内は煙で充満しており、1階寝室に一部焦げた寝具を確認した。その後、寝具を外に運び出し、庭の水道水を掛け初期消火に成功した。

平成26年2月の事例

単身者の居住者が鍋をガスコンロにかけたまま就寝してしまったため、鍋から発煙。

台所及び寝室に設置してある住宅用火災警報器の鳴動により目が覚め、台所に向かったところ、ガスコンロ上の鍋からの煙を発見。火を止め、119番通報した。鍋の中身を焦がしただけで火災に至らなかった。

平成25年6月の事例

 共同住宅2階の居住者が、ガスコンロに火をつけたまま、寝室で寝込んでしまった。その後、住警器の鳴動に気づいた下階の住人が119番通報した。
出動した消防隊が屋内に進入したところ、居住者は酔って寝込んでおり、空焚き状態の鍋の中では、レトルト食品のパッケージから発煙していた。
住宅用火災警報器が鳴動し、早期発見できたため、火災には至らなかった。
 

平成25年10月の事例

 居住者が鍋を火にかけそのまま放置したため、発煙し、台所に設置してあった住宅用火災警報器が鳴動した。
住宅用火災警報器の鳴動に気付いた居住者が、コンロの火を消したため火災に至らなかった。
本件は、双葉消防本部が実施した災害弱者訪問事業で応急仮設住宅訪問の際に、双葉消防本部の職員に対し、当該事案発生の申し出があったことから覚知、その後、双葉消防本部から、いわき市消防本部に対し情報提供されたものである。

平成25年2月の事例

ガスコンログリル(魚焼き)に火を点けたまま外出したもの。

隣人が、居室に取り付けられていた住宅用火災警報器の警報音に気付き、119番通報したもの。消防隊到着時、ガスコンロのスイッチを切り、被害を未然に防ぐことができた。

平成25年1月の事例

鍋に火を掛け、忘れてしまったため、鍋が焦げて発煙。

母屋にいた家人が、隠居の台所に設置してあった住宅用火災警報器の警報音に気付き、外に出たところ、隠居から出ていた煙を発見、すぐに、ガステーブルの火を止め、119番通報した。鍋は焦げたが、他に焼損等はなかった。

平成24年3月の事例

鍋に火を掛け、忘れて就寝してしまったため、鍋が焦げて発煙。

居間に設置した住宅用火災警報器の警報音に気付いた家人が、煙を発見し、119番通報した。鍋は焦げたが、他に焼損等はなかった。

平成24年3月の事例

居間で就寝中、寝室のコンセントから出火し発煙。

家人が寝室の住宅用火災警報器の警報音に気付き初期消火を実施、火災の被害を最小限に抑えることができた。

平成23年2月の事例

鍋をガスコンロにかけたまま、就寝してしまったために、鍋が焦げて発煙。

家人が、寝室の住宅用火災警報器の鳴動音に気付いて、ガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成23年9月の事例

鍋をガスコンロにかけたまま、外出してしまったために、鍋が焦げて発煙。

隣人2人が、火元住戸での住宅用火災警報器の鳴動音と室内からの煙に気付いて、ひとりが119番通報、一方がガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成22年11月の事例

鍋をガスコンロにかけたまま、外出してしまったために、鍋が焦げて発煙。

隣人が、火元住戸での住宅用火災警報器の鳴動音と室内からの煙に気付いて、ガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成22年2月の事例2

鍋をガスコンロにかけたまま、出勤してしまったために、鍋が焦げて発煙。

隣人が、火元住戸での住宅用火災警報器の鳴動音と室内からの煙に気付いて、ガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成22年2月の事例1

鍋をガスコンロにかけたが、そのことを忘れて食事をしてしまったために、鍋が焦げて発煙。

家人が住宅用火災警報器の鳴動音に気付いて、ガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成21年12月の事例

鍋をガスコンロにかけたままにして、こたつで寝入ってしまったために、鍋が焦げて発煙。

近くを通りかかった近所の小学生が住宅用火災警報器の鳴動音に気付いて、親へ連絡。連絡を受けた親がガスコンロのスイッチを切ったために、火災には至らなかった。

平成21年11月の事例

電気こたつのスイッチを切り忘れ、こたつ布団が過熱したために出火。

家人が住宅用火災警報器の鳴動音に気付いて、初期消火を実施し、被害を最小限に食い止めた。

平成21年10月の事例

鍋をガスコンロにかけたままにして外出したために鍋が焦げて発煙。

隣人が火元住戸での住宅用火災警報器の鳴動音、さらには浴室とトイレの窓から煙を確認したことから、119番通報し、火災には至らなかった。

平成21年2月の事例

たばこの灰が寝具の上に落ちたことに気付かずに寝てしまったために出火。

住宅用火災警報器が鳴動したことから、目を覚まして、初期消火を実施し、被害を最小限に食い止めた。

平成20年9月の事例

1階からの出火。

1階台所に設置していた住宅用火災警報器が鳴動し、2階にいた家族がその鳴動音に気付き、家屋は全焼したが、避難することができた。

平成19年4月の事例

天ぷら調理中、その場を離れたために出火。
台所に設置の警報器が作動し、初期消火を実施したため、被害拡大を防いだ。

全国の住宅用火災警報器の奏功事例

全国の住宅用火災警報器の奏功事例等の情報が、総務省消防庁のホームページに掲載されております。下のリンクからご覧いただけます。

住宅用火災警報器設置促進活動 ニュー住警器マン             

  住宅用火災警報器の設置促進活動のため「ニュー住警器マン」が一役を担っていきます。

  また、いわき市消防本部では、春・秋の火災予防運動期間などを通して、早期設置を促しております。

 まだ住宅用火災警報器を設置されていないお宅は、早急に設置するようお願いします。

このページに関するお問い合わせ先

消防本部 予防課

電話番号: 0246-24-3941 ファクス: 0246-24-3944

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