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紹介します 平成27年4月

登録日:2016年2月16日

紹介します 平成27年4月分記事一覧

当院公式フェイスブックで平成27年4月に掲載した当院を紹介する記事です。

【中央検査室の仕事ナンバー1 生化学検査を紹介します】平成27年4月7日

中央検査室の仕事について、今回から数回に分けて紹介します。
第1回目は、生化学検査です。生化学検査は、血液や尿中の様々な成分について自動分析器などにより化学的に分析し、体内の状態を数値で表します。
この検査結果は、リアルタイムで診察室の検査システムに送信され、病気の診断や治療の判定、病状の経過観察などに利用されています。

当院の生化学分析機器で分析する項目は沢山ありますが、主なものは次のとおりです。

  • 生化学検査:AST・ALT・ALP・γ-GTP・LDH・AMY・CPK・BUN・Cr・UA・Na・K・Cl・Ca・TG・LDLコレステロール・HDLコレステロールなど
  • 感染症検査:HBs抗原・HBs抗体・HCV抗体・HIV 抗体・梅毒検査 
  • ホルモン検査:TSH・FT3・FT4・HCG
  • 腫瘍マーカー検査:AFP・CEA・CA19-9・PSA・CA125など

生化学検査では、調べる臓器によって検査項目が違ってきます。
例えば、主に肝機能検査に欠かせない、AST,ALT,γ―GTPなどや肝機能検査の指標として、尿素窒素、クレアチニン、尿酸などが挙げられます。
これらの検査を組み合わせることによって、疾患部位の特定や病気の診断に大いに役立っています。

生化学分析機器

生化学分析機器の写真

【病理室の換気装置を紹介します】平成27年4月13日

病理室の換気装置を紹介します。病理検査では、患者さんから採取された検体から標本を作製する際にホルマリンを使います。このホルマリンには強い刺激臭があり、皮膚や粘膜にダメージを与えます。

そこで、当院では換気装置を設置し、空気中に気化したホルマリンが充満しないようにしています。その新しい装置の設置が先月末に完了し、院長がスイッチを入れ、稼働を開始しました。適切な作業環境(第1管理区分;室内管理濃度0.1ppm)を維持できるよう、今後も作業環境に細心の注意を払いながら、病理業務従事者の健康管理に気をつけ、精度の高い診断を行っていきます!

換気装置とスタッフの写真

【当院薬剤技師が抗菌化学療法認定薬剤師に認定されました】平成27年4月20日

当院の花房喜子薬剤技師が福島県で3人目となる「抗菌化学療法認定薬剤師」に認定されました。花房薬剤技師は、昨年9月に感染制御認定薬剤師に認定されており、それに続く快挙です!
今回は、花房薬剤技師に「抗菌化学療法」とはどのような治療法なのか、また、今後の目標について聞きました。

抗菌化学療法とはどのような治療法なのでしょうか。

抗菌薬を使用し病原性細菌の攻撃から人体を守るための治療法です。抗菌薬は国内では、現在約150成分が使用されております。耐性菌防止の観点からも

  1. 本当に抗菌薬の投与が必要か
  2. 必要であればどの抗菌薬を選択するか
  3. どう抗菌薬を使うか(用法・用量、投与経路)
  4. 抗菌薬は効いているか、どの位の期間投与するか

などを考慮しながら治療を行います。

今後の目標を教えて下さい。

感染制御チームの一員として積極的に活動し、患者さんにより良い医療を提供するためのお手伝いができたらと思っています。また、今まで上司や先輩方にご指導をいただき資格を取得することができましたので、今後は後輩や薬学生の指導、育成も行っていけたらと思っています。

花房さんありがとうございました。今後、ますますのご活躍を期待しています!

花房薬剤技師の写真

このページに関するお問い合わせ先

医療センター 経営企画課

電話番号: 0246-26-2134 ファクス: 0246-26-2404

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