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smile☆インタビュー<その他>

登録日:2016年1月24日

Smile☆インタビュー<その他>記事一覧

当院公式フェイスブックでSmile☆インタビューに掲載した<その他>の記事を紹介します。

【Smile☆インタビュー No.4 HCU師長 佐々木建一】平成26年10月31日

お待たせしました!!皆さんお待ちかねのSmile☆インタビューのコーナーです!!
第4回目は看護部の佐々木建一師長です。佐々木師長は、HCU(ハイケアユニット)の師長で日々の多忙な業務に追われるかたわら、救急看護認定看護師やDMAT(災害派遣医療チーム)としても活躍しています。今回は、そんな佐々木師長にお話を聞きました!!

看護師を目指した理由は何ですか?

高校生の時、進学について担任の先生と相談していると、「看護士という仕事もあり進学した先輩もいる」と勧められたのがきっかけでした。その頃は、看護師は女性の仕事と認識していたため、男性が働く看護の仕事に興味を持ち目指しました。

救急看護認定看護師を目指した理由を教えてください。

平成14年度に救命救急センターがリニューアルされ救急専従医が配属されました。その時に配属となり、当時の看護婦長(師長)が歓迎会の席で「あなたは救急看護認定看護師を目指して」の一言が始まりでした。特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有し実践で活かすことのできる資格と知り認定看護師を目指しました。

近年の看護分野で、注目していることは何ですか?

やはり認定看護師でしょう。私自身も救急看護認定看護師として、病院内や病院外で活動しています。病院内では、患者さんが急変した場合の救急処置の指導や救急カートの整備など、さまざまな活動をしています。現在では21の認定看護分野(日本看護協会ホームページ参照)があります。当院でも看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかるため9分野10名の認定看護師が在籍しており、医療・看護の現場で活躍しています。また今年度も当院の看護師が、特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有するため認定看護師教育機関で学んでいます。

これまで仕事をしていた中で、一番の思い出はどのようなことですか?

思い出はたくさんありますが、「東日本大震災」です。震災直後の病院職員の我が身よりも患者の安全のためにとった活動に今でも感動します。一致団結した活動、まさに病院全体の活動として自分の勤務する病院職員の1人として誇りに思いました。また、私自身、震災前年(2010年)12月に総合磐城共立病院のDMAT(災害派遣医療チーム)隊員の資格を取得し、災害活動に向かう立場にあったため強く印象に残っています。

男性だからこそ力を発揮できる場面はどんなところですか?

最近の医療機械は取り扱いが複雑で操作を覚えるのに時間がかかります。そんな時、機械に詳しい男性看護師がいると非常に助かります。また、看護とは、精神的なケアも大切あり患者さんの悩みを聞くのも看護師の大切な仕事です。男性患者さんは、同じ男性看護師に聞いてもらいたいこともあります。

看護師を目指している男性にアドバイスをお願いします。

男性看護師は、手術室や透析室、精神科などが主な配属でしたが、現在ではほとんどの病棟に配属し活躍しています。当院でも産婦人科を除く全ての科に配属されています。看護の実践場面では男性の立場で意見を伝え女性看護師と共に考えることで最良の看護が導き出されると思います。

佐々木師長の向上心とリーダーシップが分かります☆ありがとうございました!!
次回は誰が登場するでしょうか。お楽しみに!

佐々木師長の顔写真

AED講習の様子 Dmat訓練の様子 防護服を着た様子

【Smile☆インタビュー No.5 専門薬剤技師 草野元】平成26年11月14日

今回は、当院初のがん薬物療法認定薬剤師に認定された、草野元専門薬剤技師を紹介します。がん薬物療法認定薬剤師は、日本病院薬剤師会が認定する、がん薬物療法に必要な知識と技能、臨床経験を取得した薬剤師のことです。当院は、今年8月に地域がん診療連携拠点病院の指定を受け、がん薬物療法認定薬剤師の重要性が高まっています。
草野さんにお話を聞きました!!

がん薬物療法認定薬剤師を目指した理由を教えて下さい。

私が30代の頃、薬剤管理指導も含めた通常調剤業務に加え、電子カルテシステムや物流システムの薬剤マスター管理を主な仕事としていました。しかし、自分は薬剤師としてまだまだ知識不足であると感じていました。そんな時、元薬局長の吉田先生より、がん認定のお話があり、興味を持ちましたが、子供が幼かったため、認定取得のための3か月間研修は妻から許可が下りませんでした(笑)。その後、元薬局長であった丹治先生に再度がん認定の話を持ちかけられ、その時に話を受けたことが始まりです。また、同時期に私の父がすい臓がんを患ったことも気持ちを後押ししました。

取得にあたり、苦労した点は何ですか。

認定を取得するためには「日本薬剤師研修センターなどの認定を取得していること、指定研修施設での3か月間の研修、がん領域講座を受講し20単位以上取得すること、3種以上のがんに対する50症例報告、日本病院薬剤師会のがん認定試験に合格すること」の条件を満たさなければなりませんでした。研修期間中は、ほぼ毎日1~2つのレポートを書かなければならなかったですし、大震災の3か月後、試験に一度は合格したものの、単位不足で申請することができず、もう一度チャレンジしましたが二度目は不合格となり、今年、再々チャレンジしてやっと試験をクリアすることができました。最終試験である症例報告審査(7種のがん症例で提出)に対しても、ケアレスミスで不合格にならないよう、何人もの先生方にアドバイスを頂き、確実に合格することが出来るよう細心の注意を払いました。私にとってハードルは高く、全てに苦労しましたが、結果的にがん治療に対するさまざまな知識を得ることが出来ました。

今後の草野さんの目標を教えて下さい。

私は「チーム医療」という言葉に少々の違和感を覚えています。言葉だけに終わることなく、市民や患者さんのために、もっと上の次元の真の医療を提供できるような磐城共立病院にしていくことが目標です。

(左:抗がん剤投与に関するチェックや記録をしている様子 中:ミーティング 右:認定証と共に)

抗がん剤投与に関するチェックの様子 ミーティングの様子 認定証とともに

【Smileインタビュー No.6 薬剤技師 花房喜子】平成26年11月28日

第6回目のSmile☆インタビューは、前回に引き続き薬局から紹介します!今年9月に、当院で3人目の感染制御認定薬剤師を取得した花房喜子薬剤技師です。取得までのエピソードや花房薬剤技師は現在育児休暇中ということもあり、育児との両立のお話なども聞きました。また、最後には薬剤師を目指している方へのメッセージもあります。ぜひ、最後までご覧ください!

感染制御認定薬剤師を目指した理由を教えて下さい。

TDM業務(患者さんの薬剤の血中濃度を測定し、その結果から医師へ投与量などを提案する)を通して、感染症治療の難しさや面白さを学びました。その経験を通して、治療に対して患者さんや医師、看護師などとコミュニケーションをする中で、感染症治療や抗菌薬の知識についてスキルアップし、患者さんによりよい医療を提供したいと思ったからです。また、自分の思いを “認定取得”という“形”にしたいと思い目指しました。

取得にあたり、苦労した点は何ですか。

2点あります。1点目は症例作成(どのように薬剤師として貢献したかを文章にする)、2点目は育児との両立です。今回は2回目の挑戦で認定を取得できましたが、1回目は症例作例で不認定となってしまい、その後もとにかくたくさん症例を作成しました。また、認定取得までに出産と育児を2回ずつ経験しました。そのため、試験勉強や講習会の参加、症例作成のための時間を確保するのが難しかったですが、家族の協力があり達成することができました。

今後、感染制御認定薬剤師の活躍の範囲はどのように広がっていくと思いますか。

現在も感染制御認定薬剤師はICT(感染制御チーム)の一員として、各病棟の巡回指導、抗菌薬、消毒薬の適正使用などに対して取り組んでいます。院内での活動はもちろん、一般の市民を対象とした感染症セミナーなど(例えば手洗い、消毒の正しい方法や、ノロ、ロタウイルスに対する消毒方法の実践型セミナーなど)を行い、市民の方にも感染症を予防、適切に対処するための理解を深めてもらう活動、そしてその活動を通して病院薬剤師の仕事を理解してもらう事まで活動範囲は広がっていくと思います。

薬剤師を目指している学生にアドバイス等あればお願いします。

調剤薬局、病院、企業と薬剤師の職場は様々ですが、就職先を迷っているならば病院での勤務をお勧めします。病院での業務は調剤に加えて、注射剤や抗がん剤など多岐に渡るため勉強することは沢山ありますが、その分やりがいも大きいです。また、ママとして子育てをしながら、薬剤師としてもスキルアップをしていくことも可能です。共立病院では子育てを経験した先輩方も多く、子育てへの制度も充実しております。私達と一緒にぜひ働きませんか?薬局一同、一緒に働くスタッフをお待ちしています!!

花房さんありがとうございました!薬局がより一層パワーアップしていくこと間違いなしですね!!
次回、は誰が登場するでしょうか??お楽しみに

認定証とともに

このページに関するお問い合わせ先

医療センター 経営企画課

電話番号: 0246-26-2134 ファクス: 0246-26-2404

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