楽しい授業づくりへ前進!(広報いわき 令和4年12月号掲載)
登録日:2022年12月1日
文部科学省出身の私には、教育政策は「一丁目一番地」です。
不登校者数は増え続けていますが、その対策には授業づくりが肝心だと思っています。子どもの興味を引き出す工夫のある楽しい授業の展開です。
それでは、楽しい授業とはどうすればつくれるのか? 1番の近道は、教科ごと単元ごとに広がる「楽しい授業の事例」を共有していくことです。 9月から文部科学省より、新たな教育長・服部樹理氏を招聘し、全国的視野で、かつ現場の教師一人一人にも寄り添い、教育委員会一丸となって授業改善に取り組んでいます。
学校ごとに「学校カルテ」も策定しています。分数や漢字でつまずく子が多い学校、基礎力は高いが作文が苦手な学校など、学校・学年ごとにそれぞれ特徴・課題があります。
今のネット社会では、こうした個別課題の成功事例を動画などで確認できます。また、書籍や研修でも良い事例を学べます。
大切なのは、まずは「学校カルテ」で足元を分析し、課題を明らかにして、ノウハウを他校や全国から学ぶ。そんなことが新教育長の下で始まっています。市教育委員会が1年間で全ての学校を回ってカルテをつくり、対応を進めています。
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