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市内第5波の感染状況の分析について

更新日:2021年12月8日

令和3年7月下旬から9月下旬までの感染拡大の第5波にかかる感染状況の分析について

 第5波の主な経過
 

 第5波においては、はじめに7月下旬から8月当初にかけて飲食店由来の感染が増加した。
 その後、デルタ株の流入もあり、児童施設(保育所等)での感染拡大等が続き、これらが家庭内へと急速に広がった結果、職場などへも広範に伝播し、8月前半の市内全域での感染者の急増につながったとみられる。
 また、飲食店や児童施設での感染拡大に少し遅れて、医療福祉施設や職場での陽性者の急増もみられた。
 その後、9月に入り新規感染者は徐々に減少し、9月下旬にはおおむね終息した。



 

 

 

 所 見

 第5波は、感染力の強いデルタ株への置き換わりもあり、飲食に起因するクラスターの続発をきっかけに、児童施設などの子ども同士の濃密な接触がある集団へと感染が持ち込まれ、その後、家庭内へと拡がったことにより、事業所や友人知人などへも連鎖的に伝播し、急速に拡大したものとみられる。
 児童施設など、感染を防ぎにくい集団にウイルスが持ち込まれれば、感染が急速に拡大する可能性が高く、また、低年齢の子と親は、家庭生活において接触時間が長く、感染対策が難しい。
 このため、児童施設や家庭内にウイルスを持ち込まないことが重要である。 

 

このページに関するお問い合わせ先

いわき市新型コロナウイルス対策本部事務局(保健所感染症対策課)

電話番号: 0246-27-8695

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