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本庁舎耐震改修工事の完了について

登録日:2021年8月31日

  このことについて、本市は、災害時における防災拠点としての本庁舎機能の充実・強化や、来庁者の安全確保を図るため、当該事業を実施したところでありますが、このほど、事業の完了に伴い、庁舎施設が9月1日から全面供用開始となりますので、お知らせします。
 平成29年6月、本庁舎耐震改修工事に着工し、工事期間中は、市民駐車場の制限や騒音の発生など、来庁された皆様や周辺住民の皆様等に多大なる御迷惑、御不便をおかけしましたが、本年7
月に工事が竣工を迎えました。これにより、おもいやり駐車場も含め、市民駐車場の駐車台数が増となり、併せて、本庁舎市民棟西側非常口を改良し、西口として整備しました。この間、地震時の落下を防止するための天井の強化や自家発電機による非常用電源を備えた電源の二重化等、必要な対策を講じた常設の災害対策本部会議室等を令和元年10月に整備するなど、順次、対策を講じてきたところです。
 市では、引き続き、支所庁舎の耐震化を進める等、災害の激甚化、多発化等を踏まえた防災対策を推進してまいります。

これまでの経過

 本庁舎は、災害発生時に災害対策本部が設置され、被災者の救助、災害復旧等を担う防災拠点ですが、本市の本庁舎については、十分な耐震性能を有していなかったことから、耐震改修及び水害に備えた浸水対策等に係る基本構想を策定し、公募型プロポーザルによる設計・施工を行う事業者の選定を経て、平成29年度に着工したものです。

耐震改修工事の概要

  • 契約相手方 大成建設株式会社東北支店
  • 契約金額 6,472,734,403円(予算額 6,578,450,000円)
  • 契約工期 平成29年6月23日から令和3年7月30日

(1) 耐震改修工事

 建物の基礎下に免震装置を設置する「基礎下免震工法」を採用し、執務室の大規模な移転を伴わない、いわゆる「居ながら工事」により実施しました。

(2) 浸水対策等工事

 浸水時にも防災拠点としての機能を維持するため、本庁舎と同様の耐震性能を持った設備棟を本庁舎南側に建設し、非常用自家発電設備、中央監視室等、防災上主要な設備を、浸水被害を受けない高さに設置するなど、浸水対策工事を実施しました。
 このほか、常設の災害対策本部会議室等防災機能向上工事や老朽化した設備機器類を更新しました。

(3) その他

  •  市民駐車場駐車台数を17台増やし、265台としました。また、おもいやり駐車場を3台増やし、9台としました。
  •  南側市民駐車場を利用する皆様の動線を考慮し、市民棟西側非常口を改良し、西口として整備しました。

このページに関するお問い合わせ先

総務部 総務課

電話番号: 0246-22-7401 ファクス: 0246-22-3662

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