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ユニバーサルデザインについて

登録日:2019年10月7日

みなさんは「ユニバーサルデザイン」という言葉を知っていますか?聞いたことはあるけれど、一体何を意味しているのか分からない人も多いと思います。
「ユニバーサルデザイン」とは、男性も女性も、子どももお年寄りも、障がいのある人もない人も、区別なく、一人ひとりがかけがえのない存在として大切にされ、誰もが暮らしやすい社会づくりを目指すものです。

ユニバーサルデザインって何?

「ユニバーサル(Universal)」は英語で「万人に通じる、普遍的な、全世界の」という意味です。したがって、「ユニバーサルデザイン」とは、年齢や性別、身体的能力などの違いにかかわらず、初めからすべての人が使いやすいように、製品や建物、空間をデザインしようとする考え方です。
これはアメリカの建築家であり、工業デザイナーであった故ロナルド・メイス氏によって提唱されました。
今日では、情報やサービス、コミュニケーション等も含む広い範囲で「すべての人が生活しやすい社会のデザイン」という概念として使われています。

ユニバーサルデザインが求められる理由

なぜ今、ユニバーサルデザインが求められているのでしょうか。
日本は急速に高齢化が進んでおり、それに伴ってハンディキャップがある人も増加してくるものと予想されます。そのようなことから、最初からどんな人にとっても使いやすい、誰でも安心して生活できる”まち”や”もの”を作ることが求められています。

こころのユニバーサルデザイン

誰もが暮らしやすい社会をつくるためには、製品や施設等の”もの”の整備だけでは十分とはいえません。
目の不自由な人のためにつけた点字ブロックの上に自転車がとめられていたり、障がい者専用の駐車スペースに他の人が駐車するなどほかの人に迷惑をかけるような行動をしていては、せっかく施設を整備しても何にもなりません。
誰もが暮らしやすい社会をつくるためには、”もの”の整備だけではなく、一人ひとりがお互いに個性や違いを認め、尊重し、思いやる気持ちを持つこと(こころのユニバーサルデザイン)が大切です。”もの”と”こころ”が一つになってこそ、だれもが暮らしやすい社会づくりをすることができるのです。
ケガや病気で一時的に不自由な生活を送らなければならなくなったり、年をとることで不自由に感じることもあります。ユニバーサルデザインを自分自身の問題として考え、できるところから実践していきましょう。

バリアフリーとの違いは?

「バリアフリー」とはもともとあったバリア(障壁)を取り除くことをいいます。
例えば、歩道の段差をなくして、今まで利用できなかった車椅子の人も利用できるようすでに作られているもののバリアをなくすことです。
これに対し「ユニバーサルデザイン」とは、最初からバリアがなく、すべての人が使いやすいようなデザインにしておくことをいいます。

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ユニバーサルデザインに関するお問い合わせは、
市民生活課市民生活係(電話番号:02469-22-7446)まで

このページに関するお問い合わせ先

市民協働部 地域振興課

電話番号: 0246-22-7414 ファクス: 0246-22-7609

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