第六期いわき市生涯学習推進計画

１　策定の趣旨 

　本市は、平成2年6月にいわき市生涯学習推進本部を設置して以来、平成3年3月に策定した「いわき市生涯学習基本構想」（平成12年3月改訂）に基づき、生涯学習の総合的かつ効果的な推進を図るため、5年ごとに生涯学習推進計画を策定し、同計画に基づき各種取組・事業を実施してきました。
　第六期いわき市生涯学習推進計画については、平成30年度から令和4年度までを計画期間として、これまでの取り組みの成果及び、平成28年2月に策定された「いわき市教育大綱」に掲げる「地域全体で人を育て、誇れるまち“いわき”をつくる」の理念を踏まえながら、市民の学習ニーズに対応し、市のみならず、関係機関や高等教育機関、ＮＰＯ、更には企業も含め、市民の学びにつながる様々な主体が相互に連携した生涯学習社会の実現を目指して策定いたしました。

２　策定の経過

　策定にあたっては、第六期いわき市生涯学習推進計画策定部会を設置し、計画期間内に取り組むべき事項について協議・検討を重ねて参りました。また、その間、生涯学習推進本部会議や社会教育委員の会議で随時策定状況を報告し、御意見をいただくとともに、各部の統括主幹等で構成される生涯学習推進本部幹事会との調整を図りながら策定作業を進め、第４回策定部会において部会案を取りまとめました。その後、第２回生涯学習推進本部会議において部会案が承認され、本計画が策定されました。

３　計画の構成 

　本計画は、「いわき市生涯学習基本構想」（平成12年3月改訂）に基づいた計画です。基本構想では14の主要課題と61の基本施策が定められており、本計画では、市役所各課のほか、いわき市市民活動ガイドに登録されている団体や国・県の機関、民間企業等496団体に実施事業調査を行い、提出された247の事業を基本施策の下に位置付けました。
　また、基本施策のほかに、第六期計画において特に取り組むべきものとして新たに重点項目を設定し、基本施策に位置付けた247事業の中から、該当する事業を選定し位置付けました。

４　第六期計画の特徴

　本計画は、平成29年3月に改正された社会教育法、同年3月に改訂された次期学習指導要領を踏まえた計画です。社会教育法の改正では、地域と学校が『連携・協働』する「地域学校協働活動」に関する規定が整備されました。次期学習指導要領においても、学校と社会が『連携・協働』しながら、社会に開かれた教育課程の実現を目指すことが示されました。社会教育法の改正と次期学習指導要領の改訂は、いずれも地域と学校が『連携・協働』することで、子どもたちの成長をささえるという視点で改訂されました。したがって、本計画も子どもたちの成長をささえるための学校・家庭・地域の『連携・協働』に重点を置いた計画となっています。
　また、本計画に位置付けた取組・事業については、市事業のみならず、関係機関、団体等の取組や事業も多数位置付けることで、地域を取り巻く様々な主体が一体となって、生涯を通して学ぶことが出来る生涯学習社会の形成を目指します。

５　第六期計画(令和4年3月改訂版)（令和4年3月31日更新）

　本計画を効果的に推進していくため、毎年度実施状況調査を行い、その結果を踏まえて改訂版を作成することとしています。
　この度、令和3年度実施状況調査の結果を踏まえ、第六期計画(令和4年3月改訂版)を作成しました。

　第六期いわき市生涯学習推進計画令和４年３月改訂版　本編(6MB)(PDF文書)
　第六期いわき市生涯学習推進計画令和４年３月改訂版　資料１(1MB)(PDF文書)
　第六期いわき市生涯学習推進計画令和４年３月改訂版　資料２(302KB)(PDF文書)