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食中毒発生情報(2016年9月)

更新日:2016年10月4日

毒キノコによる食中毒の発生について

 市内の家庭で食中毒が発生しましたので、お知らせします。

経緯

 平成28年10月3日(月)市内の医療機関から、「9月30日(金)に自宅で夕食を食べた後、吐気、嘔吐の食中毒様症状を呈した患者を診察した。病院でそのキノコ料理等を保管している。」との通報を受け直ちに調査を開始した。

調査結果

  調査の結果、患者が食べたキノコ料理の中に毒キノコのひとつである「クサウラベニタケ」が含まれていることが判明した。

  キノコは、市内で採取されたもので、知人を経由して譲り受け、患者本人が調理して喫食したものであり、また、発症状況及び喫食状況などの疫学的調査並びに専門家による鑑定結果により、次の事項が判明したことから、本件を当該家庭における食中毒事件と断定した。

  1. 患者が喫食した「キノコの油炒め」に「クサウラベニタケ」が混入していた。
  2. 患者の症状が、食後2時間での吐気、嘔吐であり、「クサウラベニタケ」の症状と一致する。
  3. 医師より食中毒患者等届出が提出された。

 発症者関係

発症日時

 平成28年9月30日(金) 20時~

症状

 吐気、嘔吐

発症者数

 1名(キノコの油炒めの喫食者数:2名)
(内訳)
女性:1名(発症者の年齢;77歳)

通院患者数

 1名
(病院で一晩処置を受けた。現在、快方に向かっている。)

原因食品

 キノコの油炒め

病院物質

 植物性自然毒(クサウラベニタケ)

原因施設

 家庭

 

野生のきのこに関する注意点

  1. 食用のキノコと確実に判断できないキノコは絶対に食べないこと。

  2. 東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の影響を受け、市内における野生キノコは、現在も出荷制限及び摂取制限が継続していること。

クサウラベニタケについてはこちらをご覧ください。(194KB)(PDF文書)

参考 本市管内における食中毒の発生状況(本件を含まない)

 

 

件数

患者数

死者数

平成28年8月9日現在(1月1日から8月9日まで)

 2件

 19名

 0名

平成27年同期(平成27年1月1日から7月末まで)

 2件

 19名

 0名

平成27年(1月から12月まで)

 2件

 19名

 0名

   

このページに関するお問い合わせ先

保健福祉部 保健所 生活衛生課 食品衛生係

電話番号: 0246-27-8593 ファクス: 0246-27-8600

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