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出来事 平成27年9月

登録日:2016年2月18日

出来事 平成27年9月分記事一覧

当院公式フェイスブックで、平成27年9月に掲載した日々の出来事の記事を紹介します。

【磐城共立高等看護学院で学校見学会を開催しました】平成27年9月1日

8月6日、7日の2日間、磐城共立高等看護学院の学校見学会が開催され、猛暑の中、高校生や保護者の方など93名が参加しました。内容は、「学院紹介」「模擬授業」「校舎案内」「看護学生と語る」でした。

「模擬授業」では、「心臓の音が教えてくれるもの」について講義を聞いた後、実際に聴診器で自分の心臓の音を聞きました。また、看護実習室では赤ちゃんの人形をお風呂に入れたり、特殊なクリームを塗った後に手を洗って洗い残しを確認したり・・・。実習で使用する、シミュレーター人形の精緻さには思わず驚きの声があがりました。
「看護学生と語る」では2年生8名が、受験勉強の仕方やどんな勉強をしているか、学生生活は楽しいか、入学してから大変なことは何かなど、次々と出される質問に、ありのままの学生生活を紹介しました。

参加者一人ひとりの真剣なまなざしに、指導にあたった教員も看護学校に進学した遠い昔を思い出し、夢をかなえるお手伝いをしたいと心から思えるようなひとときになりました。看護をめざす皆さんの入学を心からお待ちしています。

9月26日(土曜日)と27日(日曜日)は、文化祭一般公開が行われます。今年は「いきいき大作戦 知って得する三つのハナシ」というテーマで3グループの研究発表があります。喫茶やバザーもありますので、ぜひ足をお運びください。

講義を受けている様子赤ちゃんの人形をお風呂に入れる体験の様子聴診器を使った実習の様子学生との懇談の様子

【第3回 がんサロンを開催しました】平成27年9月11日

去る8月18日(火曜日)午後1時30分から3時まで、当院がんサロン室にて、第3回がんサロンを開催しました。がんサロンは、がん患者さんやご家族が、がんに関する情報を交換し、お互いに話をしたり聴いたりすることで、不安や孤独感をやわらげることができるような患者さん同士の交流の場とするため設置したものです。第3回目は、患者さんやご家族7名の参加があり、院内からは新谷院長はじめ、心理判定員、相談員等4名が参加しました。

第3回目のミニ講演は、当院の相談員より「社会資源について」のミニレクチャーを行いました。このレクチャーでは、がんの患者さんやそのご家族が活用できる医療費の制度や社会保障制度、介護保険制度などについて資料を用いながら説明を行いました。参加者の方々より、活発なご意見やご質問を頂き理解を深めました。

その後、お茶を飲みながらリラックスした雰囲気で患者さんやご家族同士が情報交換をしたり、お互いの話を聞きながら想いを共有したりする時間を過ごしました。

第4回目は、9月15日(火曜日)午後1時30分から3時までに開催します。ミニ講演は、心理判定員による「リラクゼーション法」を予定しております。どうぞお気軽にご参加ください。

情報交換会の様子

【福島県総合防災訓練に当院のDMATが参加しました】平成27年9月14日

8月30日(日曜日)、南相馬市において福島県総合防災訓練が実施されました。
この訓練は、福島県と開催地の市及び消防本部の主催で、防災の日に合わせて毎年行われているもので、今年度は相馬野馬追が行われる雲雀ヶ原祭場地を主な会場として実施されました。

県内多くの関係機関が参加して様々な訓練が行われ、このうち建築物の一部が地震により変形し、逃げ遅れた者が発生したため、出動要請を受けた救助隊が救出活動を行う訓練に当院の災害派遣医療チーム(DMAT)が参加しました。災害派遣医療チーム(DMAT:Disaster Medical Assistance Team)とは、災害・事故現場(局地災害)及び被災地域(広域災害)にいち早く出動し、災害発生直後の急性期(概ね48時間以内)から医療を提供する医療チームで、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務員)で構成され、当院では現在、3隊のDMATを組織しています。

今回の訓練には、賀医師、草野看護師、業務調整員として羽田検査技師、事務の根本主査にDMAT補助要員として小川看護師を加えた5名が参加し、訓練現場に先着した南相馬市立総合病院DMATの指揮の元、会津中央病院DMATと共に、消防の救助隊により建物から救出された傷病者の対応にあたりました。

訓練を踏まえ、災害がいつ起きても冷静かつ適切に対応できるよう、チーム全体で常に高い意識を持ち、より一層の技術の向上に努めていきます。

訓練の様子訓練の様子訓練の様子訓練の様子

【大規模地震時医療活動訓練に当院のDMATが参加しました】平成27年9月25日

防災の日の9月1日(火曜日)、政府防災訓練における大規模地震時医療活動訓練が実施されました。

この訓練は、防災の日に行われている政府防災訓練の一環として実施されたもので、8月31日(月曜日)正午に東京湾北部を震源とする首都直下地震が発生したとの想定により、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県から、全国のDMATに派遣要請があり、当院の災害派遣医療チーム(DMAT)の村尾医師、馬上看護師、髙木看護師に加え、業務調整員として、松田薬剤師、事務職の根本主査の5名が参加しました。

当日の訓練は、首都直下地震が発生したとの災害規模の想定と参集拠点及び参集予定時間のみ事前に示され、具体的な活動内容は当日に付与されるということで、実際の災害時における派遣活動に近い状況で、全国から300を超えるDMATが参加し行われました。

当院DMATは、参集拠点として設定された常磐自動車道守谷サービスエリアに到着後、傷病者の搬送手段が不足している東京女子医科大学東医療センターへの派遣指示を受け、東京女子医科大学東医療センター及び帝京大学附属病院に設置された活動拠点本部において、周辺の病院に係る傷病者の搬送支援にあたりました。

当院は、東日本大震災において、他県のDMATの支援を受けましたが、今後とも、訓練の参加により隊員の研鑚を積み、福島DMATとして、災害が発生した場合に即応できる派遣体制を整えて参ります。

訓練の様子訓練の様子DMAT車両訓練の様子

【磐城共立高等看護学院 文化祭特別講演を行いました】平成27年9月25日

磐城共立高等看護学院では、9月18日より文化祭期間となりました。今年はシルバーウィークの影響で期間が延びており、9月26日・27日の一般公開までとなります。

9月18日には、慈山会医学研究所付属坪井病院副院長兼看護部長の清水千世先生を講師にお迎えし、「『その人らしく生きる』を支える看護~ホスピスでの看とりを通して~」というテーマでご講演いただきました。清水先生は、緩和ケア病棟、在宅ホスピスケアで豊富な実践経験をもつホスピスケアの第一人者でもあります。学生全員のほか市内の看護師さん33名にもご参加いただき、笑ったり泣いたりの2時間でした。

先生ご自身の経験から、患者さんやご家族の思いや表現の仕方はそれぞれに異なるので、看護には、そこに向き合っていく誠実さ、謙虚さ、柔軟性が大切だということが伝わってきました。講演中、「死のシミュレーション」を体験し、一つひとつ大切なものを失っていく怖さ、つらさを体験して涙を流す学生もいました。いつもどおりの日常生活を過ごすことは、本当にありがたく幸せなことだと実感したようです。

今後、臨地実習において、また将来看護師として患者さんやご家族と関わるときに、じわっと効いてくる言葉がたくさんつまっていました。「患者さんがどうしたいか」に真摯に向き合うことの大切さを感じた講演会でした。
清水先生ご講演、本当にありがとうございました。

公演の様子質疑の様子

【市内の中学生が当院で職場体験学習を行いました】平成27年9月30日

9月10日に磐崎中学校3年生4名、16日に内郷第一中学校3年生6名の皆さんが、職場体験学習のため当院を訪れました。
職場体験学習は、実際の職場での体験を通じ、働くことの意義や尊さについて理解を深めるとともに、働くことへの興味・関心を高め、職業観の育成を図ることなどを目的として実施しているものです。

今回は、栄養士、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、看護師の仕事について説明を受けた後、現場見学や聴診器で人型シミュレーターの胸の音を聴いたり、薬の計量作業を体験するなどしました。

将来、医療職に就くことを希望している生徒の皆さんだったこともあり、仕事のやりがい等について活発に質問をする場面も見られるなど、より一層、医療の現場への関心が深まっていたように思います。みなさんの、将来の職業選択のお役に立てれば嬉しい限りです。

リハビリテーション室での体験の様子人形を使用し胸の音を聞く体験の様子薬の計量作業体験の様子

このページに関するお問い合わせ先

医療センター 経営企画課

電話番号: 0246-26-2134 ファクス: 0246-26-2404

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