（水道局）建設工事に係る総合評価方式の適用等について（平成22年10月1日）

いわき市水道局では、一般競争入札の方法により発注する建設工事の一部に総合評価方式を平成22年10月以降にいわき市水道局建設業者等選定委員会において選定した案件から適用することといたしました。
その概要については、次のとおりです。

概要

総合評価方式の対象となる工事

一般競争入札を実施する工事のうち、1件当たりの設計金額が5,000万円以上の工事

総合評価方式の型式等

（1）型式

1. 標準型　設計金額が1億5,000万円以上の対象工事で、いわき市水道局建設業者等選定委員会において選定した案件
2. 簡易型　上記以外の対象工事

（2）評価項目（詳細は、別紙「評価項目及び配点表」のとおり）

1. 企業の技術力　5項目　9.0点　
2. 配置予定技術者の技術力　3項目　5.0点
3. 企業の地域社会に対する貢献度　12項目　13.5点
4. 施工計画の適切性　10.0点　合計　標準型　57.5点
5. 技術提案（標準型のみ）　20.0点　簡易型　37.5点

評価方法

入札参加者が提出した申請書等に基づき各評価項目を点数化した得点の合計（標準型は57.5点、簡易型は37.5点を上限とする。以下「加算点」という。）に標準点である100点を加えた点数（以下「技術評価点」という。）を入札参加者の入札価格で除して得た数値（以下「評価値」という。）をもって行います。

• 評価値＝技術評価点（標準点（100点）＋加算点）／入札価格×1,000,000

注： 評価値を算出する式の「×1,000,000」は評価値を見やすくするためのもの。

落札者等の決定

落札者等は、入札価格が予定価格の制限の範囲内で最低制限価格以上の者のうち、上記3により得られた評価値が最も高い者とし、評価値の最も高い者が2者以上あるときは、くじにより決定するものとします。

工事費内訳明細書の提出について

今回の総合評価方式の適用に併せ、適切な積算状況を確認することにより工事品質の確保を図る観点から、一般競争入札により契約するすべての案件を対象として、入札参加者に入札時に工事費内訳明細書の提出を求めることとします。