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水道事業の概要

登録日:2017年11月20日

平浄水場写真

いわき市の水道は、大正6年(1917年)3月に旧平町で創設されたことに始まり、昭和41年10月、5市4町5村の合併により「いわき市」が誕生した際に、それぞれの市町村から引き継がれた既設水道が統合され、昭和44年に「いわき市上水道」を創設しました。その後、市勢の伸展や普及率の向上、給水量の増加に対応するために、三期にわたる拡張事業を経て、現在の給水区域面積が466平方キロメートルにも及ぶ広域水道事業体となりました。

合併当時は、給水人口241,135人、普及率71.40%でしたが、数次にわたり拡張事業等を実施してきた結果、平成28年度末現在では、給水人口337,332人、普及率97.46%と発展を遂げてきました。

しかし、近年、人口減少や節水機器の普及等により本市の水需要は減少傾向に転じ、料金収入が減少している一方、施設の老朽化による更新事業の増加が見込まれるほか、東日本大震災の経験を踏まえた災害に強い施設の整備を進める必要があるなど、本市水道事業は、多くの課題を抱えています。

こうした状況を踏まえ、平成29年1月に、平成38年度までの10年間の施策の方向性を示す「新・いわき市水道事業経営プラン」を策定しました。この計画では、いわきの水道を次世代に健全な姿で引き継いでいくため、従前からの基本理念「未来に引き継ぐいわきの水道~安全でおいしい水を必要なだけ~」を継承しており、本市ではこの計画に基づき、水道事業を取り巻く様々な課題に的確に対応し、市民に信頼される水道事業の運営に努めているところです。

安定給水を図るために

大沢配水池写真

  • 老朽管更新事業
    水道施設の多くを占める管路(配水管)の老朽化が進み、今後大量に更新時期を迎えることとなることから、最重要事業として新経営プランに位置付けし、目標とする年間更新延長を定めて計画的に更新を進めています。 
  • 基幹浄水場連絡管整備事業
    平常時の効率的な配水運用と震災・水質事故など非常時の安定給水の強化を目的として、基幹浄水場間で水を相互融通できるようにするための水系幹線(大口径の配水管)の整備を、既設配水管の更新を兼ねながら進めています。

 

このページに関するお問い合わせ先

水道局 総務課

電話番号: 0246-22-9312 ファクス: 0246-21-4644

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