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いわきニュータウン太陽光発電集中連系システムの概要

登録日:2018年7月6日

 

太陽光発電集中連系システムとは?

いわきニュータウンでは、自然エネルギー活用システムとして、次世代都市整備事業による「太陽光発電集中連系システム」を構築することとなりました。

このシステムは、学校の屋上や法面、緑地などに分散設置された太陽光発電設備から発電された電力を、専用の交流集電線により「PV管理センター」に集め、商用電力線と1点で連携させるものです。

これによって、都市の一定エリアで太陽光発電を高密度に展開する場合も、既存の商用電力供給システムへの影響が回避されます。これまでにない新しいシステムが誕生しました。

太陽光発電システム設置図

整備概要中央台南中学校法面

  1. 中央台南中学校屋根 太陽電池容量:150キロワット
    パネル枚数:910枚
  2. 中央台南中学校法面 太陽電池容量:90キロワット 
    パネル枚数:720枚
  3. PV管理センター  太陽電池容量:10キロワット 
    パネル枚数:120枚
  4. 山口公園近傍緑地 太陽電池容量:60キロワット 
    パネル枚数:637枚
  5. 交流集電線 送電線長:750メートル
    注:中学校屋根、中学校法面に設置した太陽光発電システムにより発電した電力をPV管理センターに送電するためのものです。
      

           注:PV(Photovoltaic:ホトボルティック)
                 Photo(ホト)光の、voltaic(ボルティック)起電力で「光で電気を起こすこと」です。

温暖化防止効果は?

太陽光発電で電力を供給することによって、既存の発電所での化石燃料(石油、石炭、ガス)の消費を減らし、二酸化炭素の発生を抑えることができます。

いわきニュータウン太陽光発電システムによる一年間での二酸化炭素排出抑制量とそれと同じ量の二酸化炭素を吸収するのに必要な森林換算面積について検討した結果です。

 

a 年間予想発電量 313,000kwh
b 石油火力発電所の二酸化炭素排出原単価 0.6232t-CO2/mwh
c 二酸化炭素排出抑制量 c=a×b/1000 195t-CO2
d 森林1ha当たりの二酸化炭素吸収量 3.571t-CO2/ha
e 二酸化炭素吸収量の森林換算面積 e=c/d 54.6ha

 

化石燃料節約効果は?

いわきニュータウン太陽光発電システムによる一年間での化石燃料節約効果を石油消費の節約量として検討した結果です。

a 年間発電量 313,000kwh
b 重油換算係数 2,250kcal/kwh
c 重油発熱量 9,700kcal/l
d 年間重油節約量 d=a×b/c 72,600l
e 灯油缶(18リットル缶)換算 e=d/18 4,033缶

このページに関するお問い合わせ先

都市建設部 都市整備課

電話番号: 0246-22-7530 ファクス: 0246-22-7567

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