小名浜地区まちづくり計画
登録日:2016年5月24日
本市では、小名浜まちづくり市民会議と「小名浜地区まちづくり計画策定に関するパートナーシップ協定」を平成14年3月に締結し、同市民会議の「港まち おなはまのグランドデザイン」を最大限尊重しながら、平成17年3月に「小名浜地区まちづくり計画」を策定しました。
いわき市第二の人口を有する小名浜地区は、重要港湾小名浜港の背後に位置し、港と密接な関係を有しています。
近年、1・2号埠頭地区では、産業構造の変化等により工業港から、商業、海洋文化・学習等の機能を担う親水空間として生まれ変わり、年間200万人を超える観光客が訪れる市内で最も集客力のある地区となっています。
しかし、港と市街地の連携が図られていないことなどから、港湾エリアでの集客効果が活かしきれず、まちなかでは、空き店舗が目立つなど空洞化が進行し、賑わいが低下しています。
そのような中、既成市街地の再生を目的として、都市基盤整備と地元主体のまちづくりの取組み等の連携したまちづくり計画を、官民協働により作成したものであり、対象区域としては、小名浜港背後地に位置する既成市街地で、地区の特性や周辺地区との関連を踏まえた、次の区域(約120ヘクタール)としています。
概要
まちの将来像『海が感じられ、歩くのが楽しくなるまち、ほっとポートおなはまの創造』
小名浜港は、漁港、廻り米積出し港、工業港、物流港、そして海をテーマとする観光施設へと変化してきました。
市街地は「みなと小名浜」の中心地区として、多くの商店や事業所等が立地しており、また、点在する神社や仏閣、江戸幕府の直轄領(天領)であった歴史を今に伝える陣屋跡、当時の豪商文化の面影を残す「うだつのある家屋」等は、歴史と文化の香りがする街並みを形成する一因となっています。
このような小名浜らしさを将来も継承しながら、新しい時代にも対応した小名浜地区の目指すべき将来の姿を、次のとおり掲げます。
- 第一に、「海」、「港」の雰囲気を活かした「海が感じられるまち」
- 第二に、「歴史」、「自然」を活かした潤いのある「人間主体のまち」
- 第三に、地域の特性を効果的に活用し、回遊性のある「歩くのが楽しくなるまち」
これらを活かしたまちを形成することにより、住む人、訪れる人がほっとするような港まちを目指します。
地区の特性を活かしたまちづくりの目標
地区区分 | 目標 |
---|---|
(都)平磐城線沿道地区 |
|
横町周辺・まちなか商店街地区 |
|
港湾背後地地区 |
|
小名川・米野地区 |
|
アクアマリンパーク・漁港区地区 |
|
内容
- 表紙・目次 (540KB)(PDF文書)
- 1.地区まちづくり計画について (1MB)(PDF文書) (1MB)(PDF文書)
- 2.地区の現況とまちづくりの課題 (931KB)(PDF文書) (931KB)(PDF文書)
- 3.基本方向と将来都市構造 (658KB)(PDF文書) (658KB)(PDF文書)
- 4.部門別まちづくりの方針 (1MB)(PDF文書) (1MB)(PDF文書)
- 5.ゾーン別まちづくりの方針(1MB)(PDF文書) (1MB)(PDF文書)
- 6.計画の実現に向けて (860KB)(PDF文書) (860KB)(PDF文書)
- 参考 (772KB)(PDF文書)
注:詳細につきましては、「小名浜地区まちづくり計画」の冊子をご覧ください。
こちらからダウンロードいただけるほか、都市計画課(いわき市役所6階)で配布しています。
なお、部数に限りがありますのでご了承ください。
このページに関するお問い合わせ先
都市建設部 都市計画課 計画係
電話番号: 0246-22-7512 ファクス: 0246-24-4306